32歳になる記念にーとはじめたこのブログも、一年の月日が流れました。
そもそもなぜ僕がブログを書き始めたのかというと、僕の持っているいくつかのスキルに一番、相性がいいだろうと思ったからです。
僕は文章を書くことが好きですし、写真を撮ることが好きですし、ウェブサイトを作ったり、プログラミングができるスキルはブログの運営に役立ちます。
年々加速していく日々の時間の中で、おこがましいけれども、ぼくの知っていることが誰かの役に立つかもしれない。自分のあしあとを少しでも残したいという気持ちもありました。
加えて昔から記憶力が良くないぼくは、それを補うためにブログを書こうと思いました。
最近はこれが高じて、プライベートのこともネット上の外部記憶装置に頼るようにしました。
8/1から毎日、日記をつけており、出会った好きなものや、起こった出来事や、覚えておく必要のある物事をできる限りメモするようにしています。
それらの物を眺めていると、たまに奇跡的なつながりが見つかったり、興味深い関係が浮かび上がったりして、じつに面白いです。
コンピューター上に保管することで、断片のキーワードさえ記憶しておけば、すぐに検索して記憶を蘇らせることができるので、便利に思っています。
つまるところ、この記事を見ている若い人たちに言いたいことは、10代よりも20代、20代よりも30代、時間の経ち方のスピード感がはんぱないから大事にしてね。ということです。
子供ってすごい
最近、ほんとうに子供たちがすごいなあと思う事がふえてきました。ぼくも年をとってきたということでしょう。
子どもたちは何をしても吸収力がすさまじいし、あり余る時間と体力でどんどん世界をモノにしていきます。
ぼくがスケートボードをやめた理由もつまるところ、ここに行き着くのだと思います。
ぼくが余暇の時間にせっせとスケートボードのスキルを磨いても、夏休みの間1ヶ月、脇目をふることなく、昼夜問わずに打ち込める子供たちの成長速度の早さ。
あっという間に、自分をとおり越して上手くなっていく子どもたちを見て、むなしくなってしまったんですね。
ぼくの場合とくに、20代になってからスケートボードをはじめたので、下地になる勘のようなものも他のひとびとにくらべて少なかったと思います。
競技スポーツの世界はある一面において残酷です。年齢は関係なく、一番うまい奴が最強でカリスマ。
シンプルな弱肉強食、だからこそ熱くなれた。
自分が楽しいからいいんだ、という人については全く、この限りではありませんが。
僕はやっぱり、この年になってもやっぱり負けたくないので、彼らを素直に応援できるようになるため、ステージから去ったのだと、今ふりかえって思います。
それでまあ、大人には大人の戦い方があるってわけで、今こんな事をやっているのですね。
いささか気づくのが遅かった気もしますが、後悔はありませんし、全てがよい経験でした。
子供の武器は有り余る時間と体力。
大人は子供の持ちえない、知恵と経験と金を使って子どもたちと付き合っていかねばならないのだろうなあと。
そんな感じで、33歳、今年も大人の強みをいかして精進していきたいと思います。
本日もG線上のきりんにおこしいただきありがとうございます。
幸せのかたちは人それぞれですが、ぼくはやっぱり戦略を立てて、競争をするのも楽しいと思います。
遊びは楽しくなくっちゃね。
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