録音の原理
そもそも、音を記録するという事を一番はじめにやった人はエジソンらしいです。
エジソンの発明した「蓄音機」というものですね。
その原理は、音の振動を針に伝え、その振動する針で媒体(この当時は蝋を塗りつけた円筒状のものだったらしい)に傷をつけて、再生するときはその傷にそって針を動かすというものでした。
これを見た時「なんでやねん」と思ったのですが、そうなるものはそうなるものとして理解する他ありません。
不思議ですがそういうものらしいです。
要するに、空気によって震わされた針をもう一度同じように震わせ、それを増幅して空気を震わせる事で音の記録と復元ができるということですね。
下手な図を描いてみました。
が、描いてる途中にいい動画を見つけましたので、時間のある人はこれを見るとわかりやすいです。
動画の18分頃からはじまります。
とても素晴らしい動画ですね。録音の原理がわかりやすいと思います。
2018年7月5日追記
もとの動画が見られなくなってしまっていたので、新しく動画を引っ張ってきました。
これで雰囲気をつかんで貰えれば・・・
この原理をもとに電気によって信号を増幅、機械によって制御してアナログ・レコードが出来上がるのですね。
これについては林 正儀のオーディオ講座 - Phile-webこちらがものすごく詳しくて、現代のレコードの再生技術からデジタル再生の技術まで詳しく書かれていますので、興味のある方は是非ごらんください。
それにしてもこれって子供の自由研究とかにすごく良さそうです。
アナログの音には全ての要素が含まれている
CDに焼きこまれた音はデジタルなので、ある程度の人間の耳が聞こえる範囲外の音は切り捨てられてしまっていますが、アナログのレコードは、耳に聞こえる事のないすべての音が忠実にレコードに刻み込まれています。
聴く人によって、レコードの音は温かい、と言われているのはこの耳に聞こえないはずの音を体が感じ取っているからかもしれませんね。
おそらく、おおいにありうる事だと思います。音は耳で聞くのみにあらず。
耳に聞こえない高い周波数の音や、低い周波数の音も、人間の体の細胞は感じる事ができるはずです。
アナログとデジタルの違いについてはこちらをどうぞ
本日もG線上のきりんにおこしいただきありがとうございます。
しかし録音、ミキシング、マスタリング、レコードへの書き込みまですべてアナログでやってくれる場所は随分少なくなっているようですね。
一度、フルアナログのレコードをフルアナログの音響設備で聴いてみたいものです。
それではまた♪
対してこちらは現代技術の粋。
Bluetoothとノイズキャンセリングの技術を駆使したヘッドフォンのレビューです。
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