先日、6年くらい使っていた第2代AirPodsが壊れてしまったので、新しいAirPodsを買いました。
AirPods第4世代(ACN付)を選択
選んだのは、第4世代のアクティブノイズキャンセリング(ANC)対応モデル。 ANC対応モデルと非対応モデルは価格差もあり最後まで迷いましたが、「せっかくなら体験してみよう」とANC付きに決めました。
まずはANCについて。久しぶりに最近のノイズキャンセリングを体験すると、車の走行音やエアコンの低い唸りが、ほとんど気にならないレベルまで抑えられます。静けさがすっと訪れる感じは、効いてる効いてるという感じです。
一方で、使ってみて困ったのが意外と体調面のことで。
長距離バスでANCをオンにしたところ、強い車酔いのような症状に襲われました。
歩行中でも気分が悪くなることがあり、理由を調べると、耳で聞く音と、顔の表面や骨を通じて感じる振動との不一致が大きいと、酔いに似た症状が出やすいようです。
慣れで解消されるのかはもう少し様子見ですが、状況や体調によってはスイッチを入れた瞬間に気分が悪くなることがあり、今は使いどころを選んでいます。
音質については…うーん、よくわからん。
ANC・・・要るのかこれ?
結論に近い話を先に書くと、私にとってANCは「必須」ではないのかもしれません。理由は二つ。
ひとつは前述のとおり、ANCをオンにすると体調を崩しやすいこと。もうひとつは、ANCをオフにしても実使用上の快適さが大きく変わらず、オンにしたときの恩恵をそこまで実感できなかったことです。
もちろん、体質的に平気で、電車や飛行機などの移動が多い人には大いに有用だと思います。
ただまあ人間の意識はよくできていて、音楽や音声に集中すると周囲の雑音は自然と気にならなくなる——いわば「脳のビルトイン機能としてのノイズキャンセリング」だけで足りる場面が、私には多いのかもしれません。
AirPods Proとの違い
操作面の話も少し。第2世代のAirPodsと比べて、第4世代はステム部分にクリック感のあるボタン的なものがあり、1回で再生/一時停止、2回で次の曲、3回で前の曲に戻る、といった基本操作ができます。
さらに第4世代では、ステムを上下にスワイプして音量調整が可能です、とリリースされたばかりのGPT-5がそういったので、私はずいぶん長いことAirpodsのあらゆるところをある時は優しく、ある時は強く擦ったのです
が、結局音量が変わるということはないという結論に達しました。(あとから調べたところステム部を擦ることで音量が変わるのAirPods Proの機能でした)
というか、第2世代AirPodsでも十分という説もあり
あと重要なのは、ANC付きモデルのケースが便利でした。ケース自体にスピーカーが内蔵されているため、iPhoneの「探す」アプリから音を鳴らして見つけやすいのが助かります。
非ANCモデルのケースにはスピーカーがないので、ここは選択の分かれ目になりそうです。
ANCの利用による体調不良が不安な方や価格重視の方は、ANC非搭載モデル+シンプルなケースでも十分満足できると思います。
というか、第2世代のAirPodsにも何ら不満はなかったので、もはや普通に第2世代のもので十分な気もします。
あ、でも第4世代AirPodsには空間オーディオ機能って言うのがあって、これは多分第2世代のものでは使えなかったと思います。
対応している映画などを見ると、疑似サラウンドシステム的なものが楽しめるんですが、まあ正直さほど重要なものとは思いませんでした。
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以上、AirPods(第4世代)ANC対応モデルをしばらく使ってみた所感でした。
私にとってはAirPodsはほぼ毎日使うもので、妥協はしたくなかったので、ちゃんと欲しいものが手に入ってよかったです。あとはさて、また6年くらいもってくれるといいですね。 総じて完成度は高く、使いこなせる人には強い味方。私自身は体調と相談しつつ、シーンに応じてANCを切り替えながら付き合っていこうと思います。
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