先日本を送った熊本在住の上川さん(仮名)から「ブログに取り上げてくれてありがとう、他にももっと曲を紹介してくれ」との要望を受けたので、歓喜とともに僕の好きな音楽をご紹介したいと思う。
今日の選曲はこれで
僕はHIPHOPの事はあまり知らないですが、この曲は始めて出会った日から今も胸に刺さり続ける曲です。
現在金欠であること
最近の僕はここ数年で例を見ない程の金欠ぶりであり、その事から影響される自分の心を観察している。
自分自身、特に金使いの荒い方ではないと思うが、先々月から色々な出費が重なってしまい、加えて入ってくる予定のお金がなくなったりして今回この様な事態に至った訳である。
そのうえで僕はよわい人間で、金欠であるという事実は僕の心をだいぶ切ない気持ちにさせるらしいことがわかった。
しかし財布にお金が入っていない事を寂しく感じてみても、ものごとが好転する事はありえないし、むしろ現在を犠牲にしている感が半端ない。
ふと、リリー・フランキー氏が「人間、お金がないとちょっとずつバカになっていく」と言っていたのを思い出した。
多分、バカになるのは間違いないと思うんだが、バカにも2種類あると思う。
いいバカとわるいバカだ。
バカの種類
極端な事を言ってしまえば、日本で生きるのに困るわけがない。
お金がないくらいの事で自分の価値を見失い、生きる気力を失ってしまう事。
そういう人は残念ながら世の中に沢山いると思う。
これはわるい方のバカだ。
逆に周りに迷惑をかけまくっても何とか生きて、周りに「あいつバカだな〜笑」といきものの凄みというか、生きる事について闘う姿を見せ続けられる人、突き抜けたバカはいいバカだと思う。
ここで最も重要なのは「あいつバカだな〜笑」の笑の部分だ。
「あいつバカだな〜…」と「あいつバカだな〜笑」は天と地ほどの差があり、前者のバカになるくらいなら死んだ方がマシだという事を付け添えておきたい。
大事なのは勇気と自信
金を失うのは些細なことで、名誉を失うことは甚大だ。
だが、勇気を失うことはすべてを失うことだ
ウィンストン・チャーチル
ユダヤの格言かなにかで見た事があると思っていた言葉だが、チャーチルの言葉だった。
以前、友人と車に乗ってドライブをしている時に、人生で一番大切なものはなにかという事を話した。
その時の話の末に出た僕なりの答えは「勇気と自信」であった。
勇気は自信を呼び起こし、自信もまた勇気を呼び起こすものであると思うから。
でも「勇気」の一言のみでもいいと思う。
運命に体当たりでぶつかっていける勇気こそが人生で最も必要なものであると思う。
自分には何でもそろっていると思う。
たぶん皆そうだと思うのだけど、幸い、現時点で食うに困る事はないし、おそらくこれから先も大災害や大混乱に巻き込まれない限り、食べるに困る程の事はないと思う。
食べるに困る程の事があっても自分はなんとか食っていけるだろうという根拠のない自信もある。
金欠ゆえにしばらくは出費を抑えて生活をする必要があるが、そもそも僕は、僕の好きな事をする事においてほとんど金を必要としない事にも気づいた。
休みの日はおにぎりでも持ってカメラを首から下げて自転車にのって出かければ、せいぜいコーヒー代くらいの出費で一日なんとかなるし。
夜になったら好きな音楽を聴きながら、撮り終わった写真を見返したらいい。
ネットには無料で読める本や文章はほぼ無限に存在するし、読んで得た事は同じく無限に文章として綴る事が出来る。
それにも飽きたらギターでも弾こう。我ながらまことにもってTNP(低燃費)な男だなあと思う。
むしろ一生で使い切れない程の金が突然手に入ったとしても、僕はこれらの事をやめることはないだろう。
どんなに追い詰められたとしても、人々よ、明るいバカであれと思う。
本日もG線上のきりんにお越しいただきまことにありがとうございました。
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