レビュー

僕が戦争映画を見る理由。「FURY」を見た感想

先日、ブラッド・ピット主演の、第二次世界大戦を題材にした「FURY」という映画を見ました。

僕は戦争映画が好きなのですが、ある日、「あなたはなぜ戦争の映画が好きなんですか?」と尋ねられました。

その時は僕自身、なんでだろうなあと思っていたんですが、改めて思った事を今日は書いてみたいと思います。

僕は別に戦争が好きなわけじゃない。

僕は戦争に憧れていたり、好きなわけでは決してありません。

でも、人間の持つ「さが」の中で、戦争の時にしか現れないものというのが確かにあると思います。

それらを見て、現在の自分に当てはめて考えた時、自分の知らない自分に会うのを楽しんでいるのかなと。

例えば戦争映画の中で、その場にとどまれば、ほぼ100%死ぬだろうというシチュエーションがあったとします。

しかし自分達がそこで戦う事によって、多くの味方の人々を救う事が出来るとしたら、果たして自分はそこにとどまることを選択する事が出来るだろうか、とか。

一時は死ぬことも覚悟して、自分を犠牲にすることで、後ろの味方を守ろうと決めたとして。

いざ残弾も少なくなり、周りの人間が一人、また一人と倒れていったとしたら、正気を保っていられるだろうか・・・。

なんて、悲壮な事を考えながら見るのです。

一瞬の行動の遅れや、一瞬の判断の先送りでさえも命取りになる、その状況を想像し、そこに自分を置くことによって、自分の心を鍛えるのです。

どんな状況にあったとしても、冷静に物事をみて、やるべき事をやるのだという、心を育てているのです。

人間の右脳には、想像して考える事と、実際に起こっている事との区別が付かないらしいです。

まあ、すかさず左脳が「いやいや、さっきまでリビングにいたのに、いきなり戦場におるわけないやん」と教えてくれるワケですが。

その時、「あ、実は俺は安心なのだった、よかった。平和に感謝。」という気持ちになれる事も戦争映画をみる醍醐味といえるでしょう。

今回視聴した「Fury」も、まさにこういった事を考えさせてくれた作品でした。

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