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みなさんは公務員や議員などに関する社会の仕組みの事をご存知でしょうか。
だいたいはわかっているけど、具体的な理解をしていない、という人も多いのではないかと思います。
先日読んだ本に書いてあった事がとても分かりやすかったので、ご紹介したいと思います。
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池上彰さんの本、すごくわかりやすいです。
公務員と議員のなりたち
公務員のなりたち
当たり前ですが、公務員は昔、存在しませんでした。
まだ人々の集落が小さかったころ、そこに火事が起これば、住民の皆が一致団結して消火活動にあたりました。
村に犯罪が起これば、皆で犯人を探して、対処しました。
しかし、人々の住む集落の規模が大きくなってくると、全員で事に当たるのが難しくなってきます。
問題が起こる度に、市民達は自分たちの仕事に穴をあける事が難しくなってきます。
そこで、市民達は自分の代わりに、問題が起こった時にそれに対処してくれる人を雇おうと考えました。
これが公務員のはじまりです。
議員のなりたち
さて公務員を雇ったはいいのですが、その人達が本当にちゃんと仕事をしてくれるのか、サボっていないかを見ておく必要が出てきました。
しかし市民達は自分の仕事がありますので、いつも見張っている事ができません。
そこで、自分たちの中から代表を選んで、公務員の仕事ぶりを監視してくれる人を決める事にしました。
これが議員のはじまりです。
しかし、この議員達がちゃんと監視の仕事をサボらずにやっているかを見張る人がいません。
そこで議員達の中に長を立てる事にしました。この長が議員達の仕事ぶりを監視し、また議員達も長の仕事ぶりを監視する仕組みをつくりました。
市の単位で言うと、複数の市議を監視するのが市長で、市長もまた、市議に監視されるという事ですね。
そして市長と市議は公務員の仕事ぶりを監視しているという事です。
本日もG線上のきりんにおこしいただきありがとうございます。
曖昧に知っている事って、言葉にして説明しようとすると難しいですよね。
あ、ちなみに先日購入したこのサンダル
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海や山で大活躍しています。
めちゃくちゃ調子いいです。
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