先日のもくもく会に参加されていた方が電子ペーパーを持ってこられていた。
もくもく会は毎月、月末にさせぼ市民活動交流プラザで開催されています。
僕は液晶タブレット端末を持っているけれども、電子ペーパー端末は持っていない。
電子ペーパーというと、紙のように見やすい物らしいという事は知っていて、AmazonのKindleFireを購入するときに、AmazonPaperWhiteとどちらにするか迷ったのを思い出した。
しかし、ちょっと調べてすぐにKindleFireを購入する事に決めてしまった。
なぜかというと、AmazonPaperWhite(電子ペーパー端末)は白黒のグレースケール表示しか出来なかったからだ。
えー、なんでイマドキ白黒なんですかー?
とは思いつつ、その時はそれ以上深くは考えずにKindleFireを購入してしまった。
なぜ、白黒表示しかする事の出来ない端末をAmazonは売っているのか。
電子ペーパーのメリット
液晶タブレット端末とは電池持ちの次元が違う
みなさんの中でも、液晶のタブレット端末を3日間くらい放置して、いざ使おうと思ったら電池切れという経験をした方は多いのではないだろうか。
電子ペーパーを使えばこの問題はほぼ起こらない。
磁気メモボードのような仕組みになっており、同じ画像を表示し続ける事に電力を一切必要としないのです。
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しかしまあシステムを維持するためにぼちぼち電池は食うだろうとは思うので、絶対に切れないという事はないですからね。
加えて電子ペーパーでは内部で実際に磁性体を動かして表示しているので、その制御が結構厄介らしく、ページを更新する度にリフレッシュという作業が起こるのは気になった。
一度白黒反転をすることで、画面の表示をリセットしてから次の画面の表示をする事になる。
この手間は回避する事もできるけれども、その場合、画面上に前回表示していた画像の輪郭などが残ったりする。
直射日光の下でも見やすい
液晶は、液晶上の1ドット中の光の3原色(Red,Green,Blue)の出力を調整して発色する。
なので液晶が最も見やすいのは、ほかに光源がない暗闇の中だ。
対して電子ペーパーは磁性体の粉粒を使って表示をするので、完全に外界の反射光によって視認する。
なので直射日光の下でも見えづらくなるといった事がない。逆に、暗闇ではまったく見えない。まさに紙の特性をもっている。
暗闇では見ることが出来ない。そのため、表面を光で照らす工夫がKindlePaperWhiteには備わっていた。
バックライトならぬフロントライトがついていて、細い隙間から画面上を照らしてくれる。割りとまんべんなく照らすことが出来ていたので感心した。
電子ペーパーの技術は1970年代から始まったらしいが、ようやく実用レベルになってきたという事だと思う。
表示の反転リフレッシュの必要性があり、カラーに未対応とまだまだ課題が残っている感じだけれども、たぶんこういうこともいずれ全てクリアされていくのだろうなあと未来に思いを馳せています。
2016年6月28日現在、Kindle Paper WhiteはAmazonプライム会員限定で4000円引き、実質価格約5000円で販売されている。
まだ電子書籍を読むための端末を持っていない人、普段読む本は白黒で問題を感じないという人には良い選択だと思います。
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本日もG線上のきりんにおこしいただきありがとうございます。
そんなに大量に電子書籍リーダー持ってどうする。と自分では思っているのですが、一日30分使用で数週間電池が持つというのは・・・魅力的だな。。。
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