レビュー

相手のわかりやすい言葉で語るという事

connect-connection-cooperation-hands-holding(1)

人に理解してもらいやすい言葉をえらんで話すというのは結構、たいせつな事だと思います。

たとえば、親はよく子供に「勉強をがんばりなさい」と言いますが、「がんばる」ってなんなんでしょう。

「勉強をがんばれ」と言われてどういう事なのか分からずに混乱する子供は多くいると思います。

こういう時、「がんばれ」という抽象的な言葉を使うべきではないと思うのです。

もっと具体的に

「宿題を○時までに終わらせよう」
「テストの点数を○点以上とろう」
「可能な限り早く問題をとこう」

など具体的な言い方をする事で、ずいぶんやる事が明確になって、物事にとりかかりやすくなると思います。

ほかにも、あやふやな言葉というのはたくさんあります。

「なにか新しい事をしよう」というのはどうでしょうか。

基本的に、世の中に完全に新しいものはありません。何かと何かを掛けあわせたものが「新しいもの」とされます。

なので「なにか新しいもの」というのは具体的には、「なにか既存のモノを二つ以上かけあわせたもの」と言い換える事ができます。

こういう言い方をする事によって「新しいもの」を考えるという事についての心理的ハードルは随分低くなるように感じます。

抽象的な問題を、噛み砕いて具体的にするというのはとても大切な事です。

例えばひとつの計画があったとして、その完成にいたるまでに必要な事柄を、できるだけ小さいステップに分け、具体的な言葉で示すというのはとても便利です。

一度小さく具体的なまとまりに分割してしまえば、一つ一つは些細な、分かりやすい事柄を順次すすめていけばいつの間にか計画は完成するという事になります。

本日もG線上のきりんにおこしいただきありがとうございます。

僕は仕事などの大事な場面で「わかりましたか?」と尋ねられたときは、相手が説明した事柄を自分が理解した形で相手に話して確認をします。

「わかりましたか?」と言うのは「ひとりでもそれを繰り返し再現する事が出来ますか?」と尋ねられていることだろうと思っているからです。

人に伝えるときはできるだけ具体的に、少しばかりの思いやりで、物事はすれちがいなく円滑に進んでいくものだと思うのです。

こういう考え方についてはこちらの本にとても詳しく書いてありました。とくに人に指示を出す立場の人は一読されてみてはいかがでしょうか。

人を動かす言葉の技術 自分の考えを100%伝えきる「アクション言語」を身につけろ!
黒川裕一
KADOKAWA/中経出版
売り上げランキング: 67,532

それではまた♪

 

この記事が気に入ったらいいね!しよう
🍀

更新情報をお届けします

関連記事

  1. レビュー

    Amazonプライムビデオのアバターを見たら、結構おもしろかった件

    Avatarという有名な映画、知らない人の方が少ないと思います。…

  2. 日記

    何歳から子供にスマホを与えようと思っていますか。私の考える携帯通信端末との付き合いかた。

    自分には子供が居ないのに、子供にスマホをもたせる時期について最近考えて…

  3. 写真

    「誰かのため」と言うことが最高?私はあえて「自分のため」と言いたい。

    文章を書いていると、色んな人を思い出します。色んな人が私の心の中に…

  4. スポット

    行列よさらば!並ぶことなくディズニーランドを100%楽しむ方法

    先日、生まれてはじめてディズニーランドに行ってきた。前日の夜、TO…

  5. こころ

    原爆投下、そして終戦から75年。今日も愛ゆえに人は

    あるところに一人の男が住んでいました。男は男の住む村の長で、村…

  6. 日記

    大人の強みを活かしたい。30歳を超えた人の生き方。

    32歳になる記念にーとはじめたこのブログも、一年の月日が流れました。…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

最近の記事

スポンサーリンク

  1. こころ

    私達は国家からサービスを買っている。ベンチャー国家という思想。
  2. レビュー

    安くて超便利の最強テレビ録画装置「ナスネ」が欲しくなりました。
  3. 日記

    小さな頃から世話になっているスゴイおじちゃんの夢
  4. レビュー

    子どもが生まれて6ヶ月経った、今の所感
  5. お金

    Poloniexのサポートは期待できない。時価12万円の3ETHをWithdra…
PAGE TOP