日記

仕事が大好きな職人だった、爺ちゃんの話

僕のじいちゃんは、もう亡くなったんですが、ペンキ職人で、腕一本で沢山の家族を養って居ました。

それこそ仕事仕事の人で、僕の叔父に事業を譲ってからもずっと、現場の事を気にして、七十くらいに癌にかかって働けなくなってからも、死ぬまで仕事を愛した人でした。

そんな爺ちゃんの後ろ姿をみて育ったので、僕も仕事というものについて結構真剣に考えています。

この人生できっと、僕も爺ちゃんの様に大好きな仕事に巡り会えると信じているんですね。

そんな事を思ったのはこの間仕事について書いてある本を読んだからなんですが。
そこに結構刺さる言葉が書いてあったのでご紹介したいとおもいます。(大体のニュアンスで)

仕事というのは、究極まで分解すると「繰り返される作業」であると。

その作業をどれほど繰り返しても苦にならない作業を見つける事が、仕事を心から好きになれる方法である
と。

その時、人は大きな事をなすことが出来ると。

僕の好きな事ってなんだろう。
少なくとも今勤めている会社の作業が、全て好きであるとはいいにくいです。

例えば僕はプログラムを書くのが好きなんです。

自分の書いたコードが無駄なく、理路整然と動く事に芸術性を感じるからです。

でも、フールプルーフと言われるような、設計時に意図しないような入力が行われた時に、それを警告する的なコードを書くのは好きではありません。

似たような振る舞いの為に、少し変更したコードを書く様なことも出来ればやりたくありません。

あえて非常にわがままを言わせて貰えば、本質の部分が書けたらそれで満足で、それをサポートする部分を書くのは好きでないんですよね。

でもほとんどの場合、そこをおろそかにした場合、商品にならないんですよね。

だから、百パーセント好きな事ではないのかもしれません。

なるほど、道理で出世しないはずです笑

書いてみて凄く納得してしまって自分でも驚いていますが。

やはり、自分は芸術に魂の救いを求めている気がします。

ほかの誰にも出来ない自分にしかなし得ない事に、出来ればずっと労力を注いでいたい。

改めてそう思いますね。

そう言う気持ちがこのブログを始めた気持ちの源泉なのですかね。

自分語りになってしまって申し訳ないんですが、自分のブログなんで好きに書かせてもらいました笑

うちの爺ちゃんは、体を動かす事やペンキを塗るのが本当に大好きだったんだろうなあ。

爺ちゃんの孫として生まれてきて本当によかったと思うよ。

ありがとう爺ちゃん。

 

この記事が気に入ったらいいね!しよう
🍀

更新情報をお届けします

関連記事

  1. こころ

    さよならの豚にありがとうの歌を

    先日、車で道路を走っていたら、目の前に豚さんを運ぶ車があらわれた。…

  2. 人間関係

    伝える事と伝わる事、誰かに助けの手を差し伸べる事のできる資格

    この曲は優しさとほのかな憂いの混じった感情を呼び起こしてくれる。こ…

  3. 日記

    小さな頃から世話になっているスゴイおじちゃんの夢

    そのおじちゃんは僕と直接血がつながっているのではないが、僕が物心つくこ…

  4. 日記

    誤解を恐れずにいえば、私は天才なのだと思った事。

    今日は変な話なので変な曲を紹介しようと思う。ロシアの「Capric…

  5. コンピューター

    最近の僕の仕事と、プログラミングというものについて

    最近は人の血糖値を光を使って測定する装置のソフトウェアを作っているんで…

  6. レビュー

    肩すかしブレードランナー2049と”新米野郎!”の呼び声に秘められた愛につい…

    今月もまた映画の日につられてホイホイと映画を見に行くことにした。…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

最近の記事

スポンサーリンク

  1. 動画

    スケートボード業界最大の大会を制したShane O’neillという…
  2. Linux

    bashからzshに変更しました。僕のたまごっち的な仕事道具
  3. 日記

    こわれてしまったクルマのこと
  4. 日記

    地元佐世保のリゾートホテル「弓張の丘ホテル」に宿泊してきました
  5. スポーツ

    写真三昧の日。佐賀県武雄市白岩スケートパークに写真を撮りに行きました。
PAGE TOP