Avatarという有名な映画、知らない人の方が少ないと思います。
先日Amazonプライムビデオに追加されているのを発見してから、「観たいな・・・」と想っていたので2回目なのですが、見てみました。
確かこの映画、3D映画のはしりとして有名になった様な気がします。
何年前に公開されたんだろうか。
調べてみると、2009年みたいですね。7年前かー。
もっと前かと思っていたよ。
何しろ映像美が素晴らしい映画でですね、ぼくは2Dでしか見たことがないのですが、彼女は3Dで見たことがあると言っていたので、羨ましい思いをしたものです。
この映画は3Dで、映画館で見てみたかったものだなあと。
まあ内容は結構わかりやすい話で、SF物なんですけどね。
物語冒頭、地球から離れて別の惑星に主人公は旅立ってゆくのですが、そこの星には人間よりもサイズの大きい原住民がいるんですよ。
独自の文化と文明を持っているのですが、科学技術は人間よりも程度が低く、攻撃方法は主に毒を塗った弓矢という感じでですね。
映画の中に叩き上げの軍人という感じの「大佐」が出てきて「ここは地獄だ!俺はレバノンでも傷一つ負わなかったが、ここじゃこのとおりだ!」みたいな感じで傷だらけの体を主人公に見せつけるのですが、なにやってて怪我したんだこの人っていう。
それで資源を狙う人類側と一部戦争をしているんですが、良識のある科学者は彼らの、人類とは異なる知の体系をしるべく、彼らの文化と混ざりあうための義体を使ってコンタクトをとります。
果たして原住民と人類の運命やいかにというお話なんですが。
原住民の肌は青色
ごらんの通り、原住民の人々(?)は人形(ひとがた)ではあるのですが、肌の色や顔のパーツなど、ずいぶん人類とは違うのです。
しかし主人公は人間の身でありながら、この原住民の女の子に恋をしてしまうのですね。
はじめて見た時は正直「うわー、ちょっと気持ちわるいかもしれないなー」という気持ちで原住民達を見ていたのですが、次第に「この感じ、イイネ。」という気持ちになって行くのが不思議です。
物語が進んで、中盤以降「なぜか分からないけれども、この原住民の女の人は、なんだか可愛く見えてくるよね。」という事を彼女に話したところ、「女だったらなんでもいいのか」というおこたえをいただきました。うーむ。
そんなこんなで、映画を見終わった感想として、イギリスによるインドへの侵略を「非暴力・不服従」の精神で乗り越えたガンジーはすごいなあと。
降りかかる火の粉を払うことさえも良しとしない精神性については、正直、疑問の残るところでありますが・・・。
本日もG線上のきりんにおこしいただきありがとうございます。
理想は誰もが、誰の領域も犯すことなく、お互い幸せに暮らしてゆくことです。
ですが、そもそもの現在の国境線も多くの犠牲の上に引かれたものであると思えば、なんだかなあと。
結局はすべてを許し合うことでしか、悪循環を断ち切る方法はないのだけれども。
戦争の歴史が増えれば増えるほど、戦争をやめることが難しくなるというのは、なかなかに皮肉な現実ですよ。
・・・うん、アバターってそんな言うほど暗い話じゃないからみんな見てね!
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