ものごとが上手く行かないとき
なんにしてもそうですが、受け身の姿勢でうまくいくわけないんですよね。
うまく行かなくなると楽しくなくなってしまう。
楽しくなくなってしまうと、挑戦しようとする気持ちが失われていき、さらに受け身になってしまう。
そうなってしまうと、さらに上手くいかず、さらに楽しくなくなってくるという・・・。
こうして一度崩れたバランスを引き戻すには、大きな力が必要になります。
垂直に立った鉛筆を倒すには横からわずかな力を加えるだけで良いわけですが、一度くずれたバランスは時間の経過ととも増幅し、しまいには倒れてしまいます。
時間が経てば経つほど、もとに戻すための力は、はじめに加えた力の何倍も必要になってしまうというわけですね。
いわゆる負の連鎖におちいった時には、出来るだけ早く対処することがたいせつなのです。
負の連鎖から抜け出す方法
さてそれでは、どうやればこの流れから抜け出す事ができるのかといいますと、上に書いた流れの、その真逆のものをぶつけてしまえばいいのですが。
具体的には、ほんとうに小さな事でもいいので、とにかく自分が納得できる良い物を、完璧を求めて作るという事だと思います。
もっとかんたんに言えば、受け身ではなく、能動(のうどう)的に何かに取り組んでみるという事です。
その他、「楽しいと思い込む」、「挑戦しようと思い込む」などのメニューがありますが、相当メンタルの強いひとにしかおすすめできません。
「思う」と「行う」の与える精神への影響は比較にならないほど違うものだからです。
心に良い影響を与えてくれる人に会う
上に書いた事に並行して、誰か元気づけてくれる人に会うのも良いと思います。
現実の自分の周りに誰も元気付けてくれる人がいなければ本の中でも、映画の中でも、自分を元気付けてくれる人に会う事はできます。
自分のモチベーションを上げてくれる人やモノの事、いつも意識しておくと良いかもしれませんね。必要ならばリストにして持っておくといいかもしれません。
今はいつも、いくつでもリストを持ち歩ける時代ですから。
しかし忘れてならないのは、これらの事は、とにかく自分がなにかわずかでも行動しながら、並行してやることだという事です。
ひょっとすると能動的に行うのであれば、「何もしない」というのも1つの行動の選択肢かもしれませんけどね。
結局、最終最後のところ自分を救うことができるのは自分以外の誰でもないんですよねえ。
じぶんを裏切らないこと
冒頭で一本の鉛筆の例えを持ちだしましたが、あの一本の鉛筆は私達自身であり、横からの僅かな力を加えるのもまた、私達自身です。
立っていたいのも自分なら、それなのに倒そうとするのも自分というわけです。
なぜこの様な事が起こるのか。
自分のなかのじぶん
思うに、自分とは「自分、ひとり」ではないのだと思います。
自分の中のじぶんは、常に自分がじぶんとした約束を守れるのかどうかを見ている。
じぶんと約束をして、その約束を果たす事によって自分自身との信頼関係を深めること、それが「自信」というものなのでしょう。
これがほんとうだとすれば、人と比べて自分の何かすぐれているところを探して、それを自信にしようとする行為は無意味であるという事ですね。
・・・まあじぶんとの約束、しなければしなくてもいいんですけどね、もし約束したときには守りましょうねって事ですね。
自分自身からは誰も逃れる事ができず、じぶんとの約束をやぶったツケをはらうのもまた、自分自身なわけですから。
本日もG線上のきりんにおこしいただきありがとうございます。
それではまた♪
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