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エッセイ

子供たちに通信端末を持たせることについての功罪

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彼女の妹へのプレゼント

先日、彼女の妹が11歳の誕生日を迎えるという事で、何を贈ろうかと考えておりました。

そこで本人に何がほしいか訪ねてみたところ、友達とLINEがまともにできるタブレット端末がほしいという話でした。

既に一台持ってはいるんですが、一昔前の中華Androidタブレットで、そもそもGooglePlayも入ってなかったのですが無理やりLineをインストールしてあげたものでした。

なのでプッシュ通知(リアルタイムでメッセージの到着を告げる通知)がまともに動作せず、スリープ状態だとメッセージの到着状況がわからないのです。

それが原因でメッセージに気づかなくて、すれ違ってしまう事があって、不便を感じている。と。

なるほどと思い、僕はプッシュ通知機能のあるタブレットを買ってあげようと思いました。

今なら10,000円以下の価格でも、機能的に問題のないタブレットがいくつかあります。

という事を直お姉ちゃんに伝えると

「まだ子供やけん、そがんとはいらんたい。」

と一蹴されてしまいました。

「○○(妹の名前)は可愛かけん、可愛か服が似合うよ。どうしてもタブレットをプレゼントしたいなら勝手にすればよかたい。」

「子供は自分の口でしゃべらんばいかんよ。」

と言うことで満場一致、靴と洋服をプレゼントする事に決定しました。

大人達は新しいものにいつだって抵抗がある

僕が4歳くらいの頃には、既に我が家にはファミコンがありました。

自分自身よく覚えていないのですが、僕は早朝より布団を抜けだして通称ファミコン部屋と呼ばれる一室にこもり、スーパーマリオのプレイに明け暮れていたようです。

僕は画面のマリオに熱中するあまり、正座をしたままジャンプしていたらしく、それを見た母親は「狐憑き!怖い!」と感じたそうです。

そしておそらく夏の暑い盛りの頃の事でしょう、家のファミコンの電源部分のプラスチックが溶けた事がありました。

その事について今でも「お前はファミコンが溶けるほどに酷使した」と語り草にされているのですが、単純に考えてそれは夏場にプラスチックが溶けるような熱処理の設計をした任天堂が悪いだけです。

とにかくそんなこんなで親は子供の僕からファミコンを引き剥がしたかったらしく、小学生時代はファミコンなしで、ただただ水泳のトレーニングに明け暮れる暗黒時代を送る事になります。

子供に何かを強いてはいけない。僕の水泳のおもいで。

そうして抑圧された僕の心は中学、高校時代に爆発し、晴れて一日中パソコンゲームをし続けるポンコツになりました。

しかしこの経験こそが僕にとっては、とてもとても大切な経験だったように思えます。

この頃に腹いっぱいゲームをさせてもらった事で、結果として今は家庭用ゲーム、パソコンゲームをやりたい欲求は低いレベルで落ち着いています。

(でもVR(バーチャルリアリティ)のゲームには結構興味があります…笑)

新しい世界の未来予想。まもなくバーチャル・リアリティの時代が来ます。

いずれにしても0と1で作られた不完全な世界よりも、現実世界の方が面白いなあという事が実感としてそなわった事で、テレビゲームの類を卒業する事ができたというワケです。

僕にとってそこは必ず通らなければいけない道だったのだな、と今振り返ると思います。

多分、何歳の頃に使い始めても必ず怪我はする

通信端末、情報というものは使い方次第では毒にも薬にもなる、それこそ刃物の様に人を生かしも殺しもするものだと思います。

そんな便利なものの便利な側面だけを享受する、なんて事が果たしてできるのでしょうか。

十分に大人になったらはじめから上手に使えるのでしょうか。

多分、そんな事はないような気がします。

僕たち大人にできる事といえば、見守る事くらいだろうなあと思います。

それは包丁を使う子供を見守るのにとても似ているのではないかなと。危なっかしいけど使わなければ上手になる事もない。

将来僕にも子供ができたならば、物心がついた時点でタブレットを渡すかもしれません。

できれば全く文明に毒されていない絶海の孤島でイルカと一緒に遊び暮らす環境を与えてやれたら良いのですが、おそらくその環境だと僕が飽きてしまう様な気がしますし。w

多分あらゆる仕組みを総動員してガチガチに規制したタブレットやPCを渡す事になるかなあと。タブレットだとそこまで高度な規制ができないかもしれないので、僕が子供に早くから使わせるとすれば、やはりPCの方でしょうね。

タブレットやスマホのプッシュ通知で集中を遮られる事もないですしねえ…。でもそういう状況に嫌気がさして、自ら通知オフを選択するという精神性に達するところまでがお勉強な気もするし!

何はともあれ、おそらくこれから一生付き合っていくだろう情報化社会において、それらとの付き合い方を体で覚えるしかないのかなと。

そしてそれはなるべく早い方が良いという考え方もあるのではないかと思っています。

こういう感覚って本当のところ、誰かが教える事はできませんからね。

本日もG線上のきりんにおこしいただきありがとうございます。

情報過多の時代において、もっとも大切な事は自分の心を守る事だと思います。現代は心の時代ですね。

それではまた!

 

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