日記

不二家の金のシュークリームが美味しかったので、普遍性について考えてみた。

昼食を終えて歩いていてると、不二家の前に立っている看板が見えました。

「金のシュークリーム」

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今しがた昼食を食べたばかりでしたが、強烈に引き寄せられました。

結果的に買い食いしてしまったわけですが、美味しかったです。

というか、かなり美味しかったです。

あまりの美味しさに元気が出る程に美味しかったです。

ふわふわのクリームと、とろとろのカスタードクリームが、口の中でハーモニー的なやつでした。

むかし、1つの料理には食感が3つ以上あるのが良いと言われるのを見たことがありましたが、このシュークリームには確かに食感が3つあるなと納得しました。

しかしこんなに美味しいシュークリームも、甘い物嫌いなあの人に言わせればマズかったりするのです。

今も昔も変わらず素晴らしい事というのがあるのか

普遍性という物について、ちょっと考える事ができましたのでお伝えしたいと思います。

つまり、今も昔も素晴らしい、そういう物事は存在するのかという事です。

それで、色々本を読みながら考えて見たんですけど、どうやらこれは、本能に関わるもの以外には無いのかなと。

しかし、本能に関わるものですら細かく分け入って考えてみると、普遍的ではないような気がします。

例えば食事の嗜好は人によって異なるし、好みの異性も人によって異なるし、また眠る事は大切な事ですが、必ずしも皆が好んで求めているかというと違うのではないかなと。

例えば私は、眠る時間なんて無ければいいのになあと割といつも思います。

ただ、眠らずにいるとその後辛いのがわかりきっているから眠るだけで。

まあつまり突き詰めて言えば、普遍性なんてこの世にはないんだろうなと思います。

無いんだなって諦めがつきました最近。

例えば、名画とかが高値で取引されてたりするじゃないですか。

それって普遍的な価値なんじゃないかって気もしますが、そうじゃないんですよね。

作られた当時にそのものについた価値と、今に生きる名画についている価値は意味合いが変わっています。

最初は、誰かが「おっこの絵いいね」とせいぜい何万円か出して買った様な物が、その後作者の実績や、超えてきた時代の年数によってかさ増しされて、いつのまにか数億円になったりするんですよね。

土器なんかも当時にしてみたらただの皿ですが、それが現代まで残ると値段がつけられない事になると。

これも当時の価値と今の価値では、価値の意味合いが違っています。

時間によって増幅する価値つながりで書きますが、名画と写真は似たようなものだと思います。

撮った瞬間にとても良く撮れているに越した事はないんですが、人も物も自然も移りゆくこの世にあって、その時の状態が視覚的に保存出来るというのは凄い事で。

写真の価値というのは撮影されてから時間が経てば経つほど増していくのです。

今の自分より若い自分はもう居ないって言いますよね。

自分の、これから先で一番若い時の写真を綺麗に撮って欲しいという方がいらっしゃったら是非言ってください。

撮って差し上げたいと思います。

話は少しそれましたが、私のブログを始めとする様々な活動について、普遍的な価値なんて探す暇があれば、自分がいいと思った物を次から次に出すしかないですねという事になります。

少なくとも変化を続けている間は、飽きられる事はないでしょうから。

例え、変化をする前の事が好きだった人が去って行こうとも、変化した後の事を支持している人が現れるという事だと思います。

そういう出会いを楽しみにこれからも変化を続けて行きたいなと思っています。

いつもG線上のキリンに来ていただいてありがとうございます。

それではまた。

 

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