日記

ぼくの、年々減り続けているプライドについて

ぼくは、つくづく周りの人たちに助けられているなあと、おもう。

あらためてよくよく考えてみると、ぼくはぼくだけの力でなしたことというのが実は、とても少ないのです。

かつては、すべて自分のちからでなんとかしなければと頑張っていました。

なので、現在こういう状況になってしまっていること、むかしのぼくが今のぼくのことをみると、ずいぶん不自由に見えるかもしれません。

というのも、ぼくはかつて、人に恩をうけることが好きではなかったからです。

人から恩を受ければ受けるほど、それが重みに感じてしまっていたんですね。

そのうえ、受けた恩はすぐに返さないと気がすまなかったのです。

でも今は、なんだかそういうのがどうでも良くなったというと語弊がありますが、人生長いのだから、いつかどこかで返すことのできることもあるだろう。

くらいにのんびり構えております。

言ってしまえば、もう一生かかっても返せないほどの恩を受けっぱなしなので、じたばたしてもしょうがないという境地にいたったといいますか。

僕を助けてくださった人々の身になにかあれば、その時は全力で力になりまっせ、精一杯やりまっせと。

そういう心持ちで一生を生きる覚悟が決まったのだと思います。

ぼくは、一人では生きられないし、生きない。

人間どうしのつながり、喜びやしがらみや衝突や慈しみや愛憎や、そういったもの全部を引っさげて生きるはらが決まったのだと思います。

ぼくを助けてくれた、いまも支えてもらっている想いは、また誰か、

ぼくが想う助けを受けるにふさわしいひと、支えることのできる人に渡して、

大きな循環の中で生きることができれば良いのだろうなあと。

おもえば、この生命も肉体も、借り物のような気がします。

いつか大地に返すその時まで、上がったり下がったりも含めてみんなで楽しく過ごしたいですね。

本日もG線上のきりんにおこしいただきありがとうございます。

cloudy-blue-sky

100年後、見渡すかぎりほとんどの人はいなくなってしまうでしょう。

とてもとても悲しい気もしますが、あきれるほどに清々しい事実に肩の力が抜けることもあります。

 

この記事が気に入ったらいいね!しよう
🍀

更新情報をお届けします

関連記事

  1. 日記

    極薄の今の今の今の瞬間を感じること。瞑想のテクニック

    瞑想やってみたさいきん、少々変な話なのですが、風呂に入るときに…

  2. 日記

    僕がテレビを見ない理由

    僕は家では、ほぼテレビを見ません。「テレビ見てない自慢」とか言われ…

  3. こころ

    さよならの豚にありがとうの歌を

    先日、車で道路を走っていたら、目の前に豚さんを運ぶ車があらわれた。…

  4. 世間話

    ひび割れた水瓶のお話

    あるところにご主人様のために水を運ぶ人がいました。その人は毎日…

  5. スポット

    モンゴルに到達するも夢叶わず。名護屋城にみた兵どもが夢の跡

    以前に「鷹島いいっすよ〜」という話を聞いて以来、ずっと心の中に鷹島の事…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

最近の記事

スポンサーリンク

  1. 写真

    七五三の写真を撮ってきました
  2. 健康

    一日に何時間寝るのが限りなく正解に近いのか
  3. 日記

    死について
  4. 写真

    カメラと写真
  5. レビュー

    スマートフォンの手帳型カバーの功罪
PAGE TOP