こころ

怒った自分を観察していると、ふしぎと怒りが鎮まったよ。

先日、久しぶりにすごく嫌なことがあって、怒りましたよぼくは。

それはもうまさに、怒り心頭というやつでした。

怒りっていうのは、そもそもが人間の願望が叶えられなかったときに感じる、切なさ、寂しさ、恐れなどの感情に分類されるもののようです。

もっと言えば、楽しいとき以外は怒っているというくらい、人間は怒りっぽいもののようです。

さて、そんな超絶ムッキー状態のぼくでしたが、最近はそこまで怒るようなことがなかったので、これはいい機会だと思い直し、怒ると人はどうなるのだろうかということを観察してみようと考えました。

怒ったときに感じた心の変化

まず、こころの中に暗い感情が芽生えていることを発見しました。

その暗い感情は「これから先いい事なんて一つもねーぜ!」的なことを叫んでいるように感じました。

あらゆる可能性の中から、悪い可能性のみを抽出して、それに怯え、恐れているような感じでしたね。

うん、人が怒るときっていうのは多分、怖いから怒るのだなあということを感じました。

自分の利益が脅かされたり、立場が脅かされたり、つまり突き詰めると生命が脅かされるとき、人は怒るのでしょう。

怒ったときに感じた体の変化

次に体の調子をみたところ、胃のあたりがモワーんとするのを感じました。

キリキリというのとは違って、モワーっと圧をかけられているような、気持ちのわるい感じです。

加えて、肩から背中にかけて、こわばっているのを感じました。

怒り=戦いの前触れという理解でしょうか。

体は自動的に筋肉を固くするのかもしれません。

そうこうしているうちに怒りが冷めてきた。

自分の怒りについて観察していると、なんだか怒りが冷めてきました。

悪い可能性ばかり考えていることについては、視野を広げる努力をして、そうそう悪いことばかりは怒らないということをぼくは知っていることを思い出しました。

体については、背筋を伸ばして、肩を回すなどして胃への圧力を開放し、肩周りの筋肉をほぐすように努めました。

すると、頭が冷えるという感覚がとてもリアルに感じられました。

これまで気づいてなかったんですが、やっぱり怒ると本当に頭に血が上るようです。

次第にすーっと頭部と顔が涼やかになっていくのを感じました。

それと同時に、「別に怒るようなことでもないし、怒ってもしょうがないなあ」という気持ちになって、怒っていた物事について見事にどうでも良くなりました。

感情的になるというのは、視野を狭めることだ

人をたしなめるとき、叱ることと怒ること、どう違うんだろうという話があって、叱るというのは感情を抜きにして相手のことを思って忠告をすることというような話を聞いたことがあります。

この感情を抜きにしてって部分の感情というのは怒り、つまり「恐れ・怯え」の感情なのだろうなあと思った次第です。

今回ぼくも感じたとおり、怒りに支配されたとき、人は良い方の可能性をみることをしようとしないようです。

そんな相手にワーワー言われたところで、言われている方も無意識の部分で、怒りをぶつけてきている相手の、その言っている事のレベルの低さを見抜くものじゃないでしょうか。

誰か他人により良くなって貰いたいときには、怒りの感情を抱かずに、その相手のことを心から想った上で、怒鳴るなり、優しく諭すなりするべきなんでしょうねー。

本当に相手のことを想ったときにできること。

ただ、本当に相手のことを想って行動するというのも簡単じゃないような気がします。

よく聞く話が、魚を与えるのか、魚の釣り方を教えるのか。というようなことで。

その人のことを本当に思うならば、安易に魚を与えてはいけない。

魚の釣り方を教えてあげるべきである。

という考え方です。

魚を与えられた人は、困っていると誰かが魚を与えてくれると学習します。

それはその人にとって、本当のところは不幸なのかもしれません。

それよりは、魚の釣り方を教えてあげて、その人が本当に自立することを助けてあげるのが大切だ、というですね。

本日もG線上のきりんにおこしいただきありがとうございます。

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たまに怒るのも興味深いものです。

これからもまた、怒りに我を忘れそうになった時には上のルーティンを実行してみようと思います。

しかし、こんなふうにわかりやすい怒りばかりじゃないですからね。

心の奥底に、自分でも気づかないような、くすぶっているような怒りのほうが根が深いものかもなあと思います。

 

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