文章テクニック

自分探しの旅の終わり

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先日、直ちゃんとドライブしている時の事でした。その時、彼女は僕のブログを見て不機嫌になっていたのです。

なぜ怒っていたのか要約しますと。

1.ブログには私が言った事しか書いてない。

2.私の言葉は思考の表面にすぎず、その裏には多くの考えがある。

3.あなたはあなたの主張ばかりを一方的にするのではなく、他方にも配慮して書くべきである。

だいたいこんな感じの事を伝えられて、実になるほど、と思わされました。

僕はもっと多面的な視点で物を書く必要があるようです。

あえて、とがった事が言いたかったのだと思う

たとえば僕は、AとBを比較して考える話題の場合、一般の人々の好みがAかBかに大きく偏っているだろう、という場合にしか話題にあげません。

具体的な話をすれば、僕はDocomoをやめて格安SIMをつかい初めているのだけれども、大多数の人々はまだDocomoやAuやSoftbankを使っている事だろうと思います。

そういう現状があるからこそ、格安SIMの話題を書くという感じです。

そのとき、僕は基本的にDocomoの良い所を書きません。

なぜならば既に両方の良いところを比較して、その上で格安SIMが良いと結論付けて、実際に格安SIMに移ったわけなので、Docomoよりも格安SIMの方にメリットがあるという事を語りたいばかりだったのです。

みんなDocomoの事は既に知っているのだから、Docomoの事を今更語る事もないよね。という考え方でした。

それじゃ伝わらない?

僕のそういう部分にたいして

「両方の良いところをまず認めて、その上で僕はこう思いましたって言い方にせんば伝わりづらいと思うよ。」

「一方的なものの言い方してもダメたい。」

という胸に刺さるお言葉を頂きました。

なるほど

こんな簡単な事に気づかないなんて本当に自分はまだまだだなあと。感心しきりの旅でした。

心の奥で気づいてはいたけれど、あえてそちらを見なかったのか。

彼女の言葉には、これまで文章を書いてきた甲斐があったなあと思えるほどの衝撃を得ました。

別に伝わらなくてもいいと思っていた

僕がここに書いている事は、実際のところこれまで、さほど伝わらなくてもいいかなあという気持ちで書いていました。

つまり自分の気持ちを整理するために書いていたのです。

ちょっと昔風にいうと、僕はこのブログの中で自分探しの旅をしていました。

なので本当の事をいうとチラシの裏にでも書いているのが人間として正しい姿だったのかとも思えるのですが、僕の変態性はその過程をブログにアップするという道を選んでしまったのでした。

でも最近ちょうど、ついに自分という物を見つけてしまった気がして、ここに書く事ももう、あまり意味のない事かもしれないと思ってしまっていたのでした。

そんな折に、こんな言葉をいただけてしまった事は大変な好機であり、僕に新たなモチベーションを与えてくれました。

今後はもっと人の心に寄り添うような文章を書いていきたいなあと改めて目標を設定した次第です。

本日もG線上のきりんにおこしいただきありがとうございます。

人は多分、必要な時に必要な物を与えられるようになっているんでしょうね。

それではまた。

 

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