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エッセイ

新しい世界の未来予想。まもなくバーチャル・リアリティの時代が来ます。

先日、テレビでバーチャル・リアリティ(以下VR)についての特集を見ました。

いやあ、ものすごいですね。

まあ予言するまでもないんですが、間違いなくこれからVRの時代がやってきます。

いかに簡単にVRの世界に入れるようになるかという装置の開発競争が始まることでしょう。

バーチャル・リアリティ(Virtual Reality : VR)とは

「仮想現実」というのがそもそもの直訳になりますが、これはコンピューターによって作られた「仮想現実」であり、またそこに自分自身が立っている、存在しているような没入感を感じるものというニュアンスも含んでいると思います。

自分の頭の傾きや、見ている方向を検知するヘッドマウントディスプレイとコンピューターの360度3D世界を繋げて、「仮想現実」を実現するというのが最近の主流となっています。

この動画を見ていただくとわかりやすいと思います。

あまりの没入感にジェットコースターが下り始めたら腰を抜かす青年です。

首を振ると、ふった方向にディスプレイの景色が動いているのがわかると思います。このディスプレイの画面と同じものが彼の眼前いっぱいに広がっているのです。

普通のヘッドマウントディスプレイだと視野角が45度くらいだったものが、このオキュラスリフトというVR用のヘッドマウントディスプレイだと、100度ほどの視野角になり、これが没入感を大きく飛躍させました。

なぜ今VRなのか

VRの考え方についてはもう30年以上前からあるものらしいです。

しかしなぜ今VRなのか。

これはもうコンピューターの性能がようやく、人間の感覚を騙す事ができるくらい高速に処理が出来るようになったからという一言につきると思います。

昔から構想はあったものだったのでしょうが、ようやく今、低コストでVRの普及に踏み切れるほどの水準にコンピューター技術が育ってきたという事です。

VRがなんの役にたつのか

娯楽へ

まず娯楽につかえるのは言うまでもないと思います。

例えばファンタジーの世界に自分が入り込んで妖精とお話する事ができるようになります。

もうちょっと時代が進めば、そんなファンタジーの世界を友達と一緒に飛び回る事も出来るようになるでしょう。

大げさな意味で「飛び回る」のではなく、本当に仮想現実の中を「飛び」まわる事ができるようになります。

既にアメリカではVRを使ったテーマパークのプロジェクトが動き始めたようです。

教育へ

現在でも車の運転を練習するシミュレーターなどが存在しますね。しかし見える世界は目の前の画面のみです。

VRを使えば視界360度で、現実さながらの車内からの視点を使って訓練をする事ができます。

これは飛行機やヘリコプターや宇宙船にまで適用できるものです。

スポーツの習得などにも応用ができますね。

アメリカでは兵士のパラシュート降下の訓練にすでにVRが使われているようです。

商業へ

たとえば、お店の内装をする時、まだ実際には何もない部屋の中で、自由に好きな家具や壁紙を配置してテストする事ができます。

これからはこういうサービスを提供する為に、家具の3Dデータを消費者用に提供するメーカーが増えてくるでしょう。(既に一部存在しています)

また全周360度を撮影する事ができるビデオカメラと連携して、ひょっとすると、VRの技術を使って部屋にいながらにしてスタジアムで東京オリンピックを観戦する事ができるサービスが始まるかもしれませんね。

2020年には間に合わなくとも、「ライブなどのイベント会場に没入できるサービス」今後、間違いなくこれは来ます。

映画もただ見るのではなく、映画の中に入る事ができるようなコンテンツが生まれるでしょう。

既存の映画もソフトウェア次第ではこんな風に没入できる形に変換できるのかな?(動画の4:24〜)

VRの危険性

転倒、転落

長所だけが存在するものはありえません。VRはとてつもなく便利なものなので、とてつもない危険性もまた持ちあわせています。

たとえば今後、VRに没入しすぎたあまり転倒、頭を打ってしまうなどという事故が確実に起こることでしょう。

現実には床のない場所をVR上で見えている床を信じて踏み抜いて転落するなんていうですね。こういった事故に対する安全措置がこれから急ピッチで進められていくのだろうと思います。

現実からの逃避

加えて、あまりにも甘い仮想現実世界に酔いしれるあまり、現実を放棄してしまう人が多く出てくる事だと思います。

コンピューターの能力は今後も大きく飛躍し続けるワケで、ほとんど現実と同じシミュレートがVR上で可能になっていきます。

一生かけても探索しきれない、その上常にアップデートが繰り返される、現実の宇宙さながらの仮想現実を提供する企業も出てくる事だと思います。

そんなとてつもないサービスだったとしてもせいぜい月に1万円くらいのランニングコストで楽しめるようになってしまうというワケで、生活保護を使って現実の時間は仮想現実に全振りするという人も出てきちゃったりするのは容易に想像ついちゃいますね。

こうなるとほとんど阿片窟状態ですね。w
法律によって規制されるような事があり得るかもしれない。

しかし宇宙に行きたいと思ったとき、これまでは一部の選ばれた人しか宇宙に行けなかったわけですが、これからは一般の人々も宇宙に行くことを体感ができるという事になります。

もっとぶっ飛んだ世界を創ることも出来てしまうワケで、「楽しむ」という観点においてはあまりお金が必要にならなくなるような世界が到来するかも知れませんね。

ちなみに上であげたVRテーマパークでは仮想現実の感覚を増幅させるために、スプリンクラーで雨を降らせたりしてますが、実際にはこういう事すら必要がないのではないかと思います。

どこかで見た話ですが、人間の感覚は視覚が8割を占めるらしいのです。つまり、視覚以外の五感は全て視覚に引っ張られるらしいんですよね。

たとえば10年以上前の話ですが、ドームタイプのスクリーンでグランドキャニオンの峡谷をパラグライダーで飛ぶという映像を見たことがあります。視界全てがグランドキャニオンの景色になったとき、僕は自分がそこにいて、実際に飛んでいるように錯覚してしまうのだという事をしりました。

これを「擬似触覚」といいます。

風なんて吹いてないんですが、風を感じるし、浮遊感もあるのです。

僕は部屋の中に居ながらにして、友達と浜辺で焚き火を囲んでお話とかしたいです。

はたから見るとそれはもう異様な光景になる事でしょうけど。w

現実との差異の補正をすることで起こる脳のオーバーヒート

いくらコンピューター技術が進んでいるといっても、現実の見え方をVR装置の画面上で完全に再現できるのかというと、現時点ではノーと言わざるを得ないでしょう。

まず、目の網膜の見る現実の世界よりも解像度が高くなる必要があります。普通に美しく見えるディスプレイでも近寄ってみるとドットの粗が目立つので、このハードルはなかなか高いものだと思います。

加えて画面上の3Dの景色はあくまで「それっぽく」見えているだけであって、実際の目での見え方とは誤差があります。

しかし脳はそれを現実と解釈して処理をするので、そのエラーを補正するために大量のエネルギーを消耗するという研究があるようです。

単純に、首をふってその方向を見るという動作1つをとっても

首を振る⇢センサーが首を振ったのを感知⇢センサーの情報を元に計算⇢画面を表示 

とするので、いちいち処理をはさむことで起こるVR画面上の景色の遅れというのは、光の早さで飛び込んでくる現実の景色に比べて圧倒的に遅いものになります。

これらの理由によって長い時間仮想現実に没入すると、脳に何らか(運動機能など)の後遺症が起こる可能性があります。

VRは間違いなく、これからの時代を牽引するものになる

これから先、いかにVRの世界を発展させて行くかと様々な可能性が模索されるでしょう。

視覚と聴覚はヘッドマウントディスプレイとヘッドフォンが担いました。

あとは触覚や嗅覚、可能であれば味覚もコンピューターで再現する事ができるようになれば人間の五感を完全にVRの世界に没入させる事ができるようになりますね。

こうなると全ての体験が、その場に居ながらにして可能になります。

VRを使ったMMORPG(インターネット上での多人数参加ロールプレイングゲーム)が存在する世界を描いた漫画「ルサンチマン」を思い出します。

VR時代を先取りして描いてある、僕的名作の漫画「ルサンチマン」

VR時代を先取りして描いてある、僕的名作の漫画「ルサンチマン」

仮想現実で馬に乗るふたり。

仮想現実で馬に乗るふたり。

ルサンチマン(1) (ビッグコミックス)
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VRに興味があって漫画が好きなら「ルサンチマン」超おすすめです。


そこに無いものをあるように見せる。VRは3D技術の一つの終着点という感じですね。

既にありとあらゆるものの3Dモデルは存在しています。人類はこれに没入するための機械をまつばかりだったのです。

それがスマートフォンの技術をベースにようやく実用に耐えることのできるレベルになり、新たな歴史の幕が上がりました。

ぼくが今一番興味のあるものの一つです。早く触ってみたいなああああ!!

本日もG線上のきりんにおこしいただきありがとうございます。

本当にいい時代に生まれる事ができたものだと思います。

人間の技術の行く末をもっと見たい。この点では長生きしたいなあって思っちゃいますね〜。

それではまた♪

 

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