自分という存在の乗り物であるところの肉体(からだ)について、最近はかなり興味がある。
20代までは特になんの興味もなかったのだが、30代に突入してからというもの運動に費やす時間が大幅に減った結果体重が5キロも増えてしまい、このブログでもなんだかんだと折に触れて記している。
最近は新しく健康的ダイエットの概念である「マクロバランス」とか「PFCバランス」と呼ばれるものを知ったのでこのブログの読者の方々にも周知したいと思った次第。
夏が近いということで焦ってダイエットをする前に、なにはともあれ体作りの基礎知識をつける事をおすすめしたい。
マクロバランス、PFCバランスとは
これは人間にとって最も重要な下記三つの栄養素のバランスを考えて摂取するというもので、
- タンパク質(Protein)
- 脂質(Fat)
- 炭水化物(Carbohydrate)
のバランスがそれぞれ
たんぱく質:脂質:炭水化物 = 15:25:60
になるのが理想的とされるメソッドだ。
単にカロリーの摂取量を抑えるだけだと、大変健康によろしくないという事なのである。
たとえば我々は単に呼吸をしているだけでもカロリーを消費するのだが、そのカロリーの消費量=基礎代謝量というのは筋肉量にもろに比例する。
つまり筋肉さえ大量に保持していれば、少々バカ食いしたところで太らない体が手に入るということだ。
この筋肉を維持・増強する栄養素こそがタンパク質なのだけれども、おそらく多くの人たちはそういう事を考えずに普段の生活をしているのではないかと思う。
ここで例えば、PFCバランスを考えず、カロリーだけを抑える食生活でダイエットをしようとしたとする。
それだけでも確かに体重は落ちていくのだが、体内で不足しているタンパク質は既にある筋肉を分解する事で補われる。
そんな調子でようやく目標の体重まで落としたとしても、筋肉によって支えられていた基礎代謝量自体が落ちているため、以前と同じ食事を摂るだけでどんどん太るという哀しい身体になってしまっているのだ。
せっかくの努力を無駄にしないためにも、PFCバランスというのはとても重要で、この本に詳しく書いてあるので栄養について良く分かっていない人は一読する事をおすすめしたい。
食に関しての知識というのは、知ったその日から一生涯あなたの役に立つものだと思う。
おめでとう、AmazonのKindle Unlimitedに加入している人はタダで読めるよ。
ちなみに自分の基礎代謝量やとるべきPFCの量は
書籍用マクロ計算ページ | DIET GENIUS.jp
ここでササっと計算できる。
私が選ぶ最高のダイエットアプリ
上で書いた事から分かってもらえると思うが、ダイエット中においては自分がどのくらいの栄養素をとっているのかというのを把握するのが最も肝要になる。
こういうサイトで食べたものを一々検索して管理するのもいいけど、アプリの方がもっと手っ取り早い。
という事でiOSアプリの中でも評価の高い三つのダイエット支援アプリを試してみた感想を以下にお伝えする。評価一位のあすけんはAndroid版もあるのでご安心を。
第三位:PFCボディメイク
アプリ名にPFCと謳ってあるとおり、自分が食べたものをPFCベースで管理する事ができる。
ただ、出来て日が浅いアプリのようで、食べ物の検索が弱すぎるように感じた。
普段ほとんど同じ食べ物しか食べない人は、レシピをPFCとともに登録してそれを使い回しが出来るが、新しい食べ物に出会うたびにその作業をするのは面倒臭すぎるという一語につきる。
今後に期待という感じ。
第二位:カロミル
カロミル - ダイエット・糖質などの栄養管理 - Life Log Technology, Inc.
このアプリもPFCベースでの目標値の設定が出来るのでいい感じだが、PFCボディメイクに同じく、検索が弱いので残念。
しかしこのカロミルには写真を撮影したものをアプリに読み込ませるとAIが自動的にその食べ物が何かを判断してくれるという機能がある。でも現状はまだまだ張子の虎状態。
AIの判定に時間がかかりすぎるし、一枚の写真の中で判定できる食べ物の数は一つだけ。
加えてアプリの中だけで写真を使えればいいと思うのだが、スマホのカメラのライブラリ内にある写真でないと判定に使えないのであった。
食卓の写真なら他の使いみちもあるだろうが、一品料理、もしくは食材の写真なんて何枚もライブラリに残しておけるかと思うが皆さんはどう思うだろうか。
しかしカロミルは先日AIの強化のために6000万円の資金調達をしたというニュースが流れていたので、これも今後良くなっていくのかもしれない。
第一位:あすけん
あすけんダイエット 体重記録とカロリー管理アプリ - WIT CO., LTD.
結局、なんのかんので以前も紹介したあすけんに軍配があがった。
このアプリはとにかく他に比べて検索が強い。しかもAIによる写真からの食材検索にも対応しており、一枚の写真から複数の食べ物の検知もできる。
まだまだ検索精度は高くはないが、なんとか使えるというレベル。というか検索が優秀なのであんまり必要ないという感じ。
惜しむらくはPFCバランスによる目標設定ができないところ。ほんと惜しい!
が、アプリの中の栄養士「未来」さんがあれやこれやと食事毎にアドバイスをくれるのでとくにPFCの知識がなくても問題はなさそう。
このアプリでもPFCバランスを管理できなくはないが、その場合は自分に必要なPFCバランスを把握した上で、アプリ内で数値を追いかける必要がある。
ただし、検索で見つからないものについてアプリの中で使おうと思うと、自分で食べ物を登録する事もできるけど、それをするためには月額300円必要という仕様になっている。
まあ身体の健康を思えば月々300円なんて考えるまでもなくマストバイだと思うがどうか。
ちなみに自分はAlfredと、上で紹介したカロリーSlismを使ってすぐに食材のカロリーを検索できる機能を作った。
Mac使いならやっておいて損はないと思う。
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コメント欄より失礼致します。
G線上のきりん様のこちらのブログ記事を拝見し、弊社で成果報酬型広告として取扱い致しております、
フィットネスアプリをご紹介いただけないかと思い、問合せさせていただきました。
もしもご関心がございましたら、詳細をご案内させていただきたく、
ご返信頂戴できますと幸いです。
どうぞよろしくお願い申し上げます。