スタジオ時代から懇意にしていただいている坂本さんと、国見峠の頂上付近にある湖畔で撮影してきました。
天気予報は晴れのち曇り、日の出は7:15分頃との事で、朝6時前に起きました。
冬の早起きは辛いぜ!
それで頂上に到着したのは7時頃でした。
家から出たばかりの頃は真っ暗だった空も、山の頂上にちかづくにつれ次第に白くなっていき、国見トンネルを抜けたらそこは別世界の様な真っ赤な朝焼けが迎えてくれました。
一気にテンション上がりましたね!
ウホウホいいながら展望台に登ってパシャリと一枚。
12-24mmを持っていたらどうしても広角端にこだわりすぎてしまうのは悪い癖かも知れない。
広すぎて構図が難しいですね。
そうこうしていたらモデルさんの準備が整ったので早速撮影に入りました。
こんな写真が撮れました。
手前味噌ですが、ポートレートを撮影する際のテクニックを書かせてもらいます。
人を撮る時の撮影テクニック
使用するレンズ
人を撮影した写真の事をポートレート写真といいますが、ポートレートに最も適した焦点距離は80mmと言われています。
僕はもっと望遠で撮るのが好きですが、昔の偉い人が決めた事がそういう事らしいですので覚えておくと良いかもしれません。
canonのフルサイズだとこれですかね。
売り上げランキング: 11,616
APS-Cサイズのカメラをお使いの方は、レンズの焦点距離が1.5倍になりますので、50mm(x1.5=75mm)程度のレンズがポートレートに良いという事になります。
ということで50mmオススメ。フルサイズ機にした場合は50mmは基本のレンズとなります。
APS-Cに付ければ75mmになり、ポートレートに最適という一本持っておいて間違いないレンズです。
売り上げランキング: 1,292
f1.8と相当明るいにも関わらず値段は1.5万円弱という、初級者に大変オススメのいわゆる「蒔絵レンズ」といいます。
こういったレンズはCANONに限らず、どのメーカーにもあると思います。
一眼レフカメラを持っているのに、まだ最初についてきたズームレンズを使っているという方はぜひ単焦点レンズを使ってみてください。
本当に簡単に「写真のレベルが上がった感」を感じる事ができます(笑)
時間帯
太陽はなるべく低い位置にある「斜光」の状態がポートレートには最適だと思います。
逆に太陽が頭上真上にあると、影が顔面に落ちるし、モデルは眩しくて顔をしかめるしで良い事はあんまりないです。
太陽が低い頃には空の色も美しく染まるので、背景としてもとても良いものになります。
また太陽が完全に沈んでしまってから、しばらく空がピンク色に染まっている頃を「マジックアワー」といいます。
強烈な光源がなく、柔らかな光に満たされた世界で撮れる写真はとても幻想的な雰囲気になります。
選ぶ場所
撮影者 → モデル → 林 → 太陽
という位置関係で望遠レンズを使ってモデルを撮影すると、林の隙間から漏れる光がいわゆる「玉ボケ」になりやすいです。
絞りをどのくらい絞るかで玉の形も変わるので「絞り優先モード」で色々試してみるのがいいかも知れません。
絞り開放で撮影すると大体キレイな玉(丸)になります。
逆光ラブについて
何しろ僕は逆光ラブですね!
逆光で人物を撮ると髪の毛や洋服の毛羽立ちが輝いて僕的に好物の写真となります。
おおむねフレアとかゴーストが盛大に入ってしまいがちですが、味になるようなフレアとゴーストの配置を探すのもオツなものです。
あと埃とか小虫が舞っていた場合、それが強烈な光に照らされてキラキラ輝きます。
僕はこれを「埃ポイント」と呼んでいるんですが、これが写真の中に収まれば一個につき+1点です。
今回は湖畔ということで水鏡を使った撮影が出来ると期待していたんですが、ロケーション的に結構厳しい感じでしたね。
朝焼け、夕焼けとの位置関係が良くて、水面のしずかな素敵な湖を探してリトライしてみたいと思いました。
人の撮影はスタジオ時代から相当やらせてもらっている事もあって割と得意で好きです。
特にスタジオよりもロケで撮影するのが昔から好きでした。
写真を撮って欲しいという方がいらっしゃれば喜んで撮影しに行きたいと思っていますのでご連絡くだされば嬉しいです。
今回モデルになっていただいた坂本さんのご連絡先も許可をいただいていますので掲載させていただきます。
坂本静香(@lynn_shizuka)さん | Twitter
本日もG線上のきりんにおこしいただきありがとうございます。
それではまた。
更新情報をお届けします
この記事へのコメントはありません。