今回乗せてもらった船です。虎色です。
船はクジラセ埠頭のクジラオブジェが見えるところから出港します。
ガイドさんはかっこいい服を着ていました。
青い旗は国連旗です。佐世保は朝鮮戦争の頃から国連軍後方基地に指定されており、朝鮮戦争は終戦していないので、未だに佐世保は国連軍の基地なんですね。
アメリカ海軍サンアントニオ級ドッグ型揚陸艦グリーン・ベイ
かつての揚陸艦は船から網を伝って人間が直接おりていましたが、この船は内部に格納したホバークラフト(水陸両用車)によっていっきに兵隊を運べます。
アメリカ海軍ワスプ級強襲揚陸艦「ボノム・リシャール」海兵隊を運ぶための船です。空からはオスプレイ、海からはホバークラフトでの上陸作戦で運用します。全長257M重さ4万トン、乗員は3000名ほどです。
すごいデザインですね。ものすごく細かい仕事がみてとれます。
近代の戦闘艦は主砲は船前方にひとつだけなんですね。ステルスシールド付き、127mm砲射程40Kmで、1分間に20発発射できるというもの。
250トンジャイアントカンチレバークレーン。1913年イギリスのサーウィリアムアロル社から輸入しています。世界に現存しているのは残り11基、国内に3基の貴重なクレーンで、今も現役で使われています。佐世保のシンボル的クレーンです。
クルーズの途中で武装しているボートを発見しました。すぐ右側を見てみるとアメリカ海軍の原子力潜水艦が停泊していました。ガイドの人が「突然ですが、原子力潜水艦にレンズを向けないでください」とアナウンス。みんな素直に従っていましたが、こちらを警戒している様子でボートはしばらく僕らが乗っている船についてきていました。武装のついた船に追いかけられるのは気持ちの良いものではないですね(笑)軍港って感じです。
洋上から見ないとわからない「ようこそ佐世保へ」の文字。粋ですね。飼料を作っている会社らしいです。
船の燃料が詰まっている容器です。でかい。しかもこの山の向こうには更に地下燃料貯蔵庫があるらしいです。
佐世保湾の入り口、その湾口はわずか800Mほどしかないとのこと
海上自衛隊、佐世保教育隊に停泊していた船は「高速ミサイル艇はやぶさ」という事です。最高速度は40〜45ノット(時速70kMほど)のとても速い船です。従来の推進方法ではなく、ウォータージェット推進という推進方法を使っています。
海上自衛隊、佐世保教育隊の隊員がつかうカッターという種類の船で、これを漕ぐのがすごくきついらしい。手の皮やおしりの皮がむけてしまうらしいですね。
海にたくさん浮かんでいた謎の構造物。なんのために?
鳥がとても低く飛んでいました。おそらく、海中の魚を狙っているのでしょう。
これは米軍の弾薬貯蔵庫らしく、雷による爆発を防ぐために、多くの避雷針に守られています。そして万が一誘爆があった際に少しでも周囲の被害をおさえるために周囲には土手がもられています。
船の海面より下ってこんな風になってるんですね。
ボノム・リシャールとグリーン・ベイ
かもめかな?たくさんの鳥が羽を休める小島があったのです。
普段見ることのない、海から見る佐世保「軍港クルーズ」
軍港クルーズのチケットは2000円、クルーズの時間はおよそ1時間、楽しむ事ができました。
ガイドさんの解説はとても丁寧で、約1時間ほとんど休む間もなく解説し続けてくれました。
これで2000円は安いなと感じましたね。
港には当然多くの船が出入りしていますので、今回見れた船は次回見ることが出来ないかもしれないし、次回は別の違う船が見られるかも知れない。
という事で何度行っても行くたびに違う楽しみを味わう事ができるという事でした。
また行ってみたいなあと感じました。
ちなみに軍港クルーズの様子はこちらから動画で見る事ができます。
本日もG線上のきりんにおこしいただきありがとうございます。
クルーズ船の甲板上はかなり強風が吹き続けるので、寒がりな人は十分に厚着をして参加される事をおすすめしますよ♪
それではまた♪
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