過日、東京スカイツリーにのぼって来たのですが、その事について書くのを随分忘れていました。
ある土曜日の朝、東京スカイツリーから夕日に照らされる東京の景色を写真に納めたいと思った私は、その日の東京の日の入りの時刻を調べました。16:50頃に日が沈む事を確認。
「まあ16:00にスカイツリーにたどり着けば、残り50分でゆっくりと夕日を見送れるだろう。」
と思った私は16:00にスカイツリーに到着。
そして驚くべき光景を目にしました。
1フロアにぎっしりと並んだ人、人、人。
しかも現地で16:00に待ち合わせだったはずの妻の姿が見えない。
スカイツリーのチケットを買う窓口に至る入り口はいくつかあり、電話で話しながら目印を確認する事でなんとか合流。急いで列に並びました。
列に並んでいると、チケットで予約をしたであろう人たちが、脇の道から入って手続きを済ませているのが見えました。
なんという事でしょう。スカイツリーのチケットは予約ができたのです。
というか、そもそも300~400M登るだけで2〜3000円もとられるチケットを買い求める人がこんなにも居るとは…。
弓張岳(地元の山:標高364M)に登るのとはワケが違うぜ…と気を遠くしたのでした。
今後スカイツリーにのぼる予定の人は、事前に予約しておくことをおすすめします。
そこから40分間、沈む太陽を横目に見ながら行列に並び続けた私達はついに展望デッキゆきのエレベーターに乗り込んだのでした。
このエレベーター、ほんの2〜3分で地上350Mに到達するわけで、ものすごいスピードでのぼってゆくワケですが、まったくと言っていいほど揺れません。日本製のエレベーターはやはりすごいものだ、などと感心したのでした。
展望デッキに到着
到着するともう日はほとんど沈みかけていました。
人々が夕日を撮影しおわって窓際から離れた瞬間を狙って撮影した写真がこちら。
せっかくここまで来たのでという事で、追加で1030円を支払い展望回廊へ。エレベーターを使って更に100Mを上昇する。
展望回廊は狭く、アニメ「マクロス」の音楽がガンガンに流されており、ちょっとしたパーティームードだったが、マクロスを知らない外国人にしてみれば「なんだこれ」状態だったと思われる。
マクロスが好きでたまらない風の人たちも多くおり、地上450Mでもオタク文化を推す日本のアニメにかける想いをかいま見た気持ちになった。
随分日も沈んだ頃にどうやら東京タワーらしい赤い尖塔を撮影。
帰りに透明アクリルの床に乗って足元を撮影。
カメラを構えて、その画面を見ながら床に乗った時にはそうでもなかったのに、カメラをしまってしっかりと足元をみると途端にめまいがしました。
一度のぼると満足なスカイツリー
正直、展望デッキまでで十分だと思ったが、もう二度とくる事もあるまいと思い、展望回廊まで上ってみた。
使ったお金は3090円。いささか高すぎると思うが、皆さんはどう思うだろうか。
何度ものぼる人もそう居ないと思われるので、それを思うとこれで適正な料金なのだろうと思う。
とはいえ運良く空も晴れわたり、良い写真が撮れたので実に満足なスカイツリー体験となったのでした。
大きな写真はこちらからもご覧いただけます。
https://giraffeong.com/portfolio/?p=964
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