20日間、風邪を引きっぱなしでした。
ここまで長い間体調が悪かったのは生まれて始めてだった気がします。
8月16日、34歳の誕生日の日を皮切りに、9月5日まで何かしらの健康問題に悩まされていました。最初はただの風邪かな?なんて、これまで風邪にさほど悩まされた事がなかった僕は、適当に過ごしていました。
しかしどんどん具合が悪くなっていく。そしてみるみる内に喉が腫れ上がってきました。
熱を測ろうと思いましたが、我が家の体温計は肝心な時に電池切れ。
仕方なくAmazonで体温計を注文しました。
この時、結局熱を測ることが出来ませんでしたが、ピーク時には39度近くまで行っていたんじゃないかと勝手に想像しています。
そして翌日、体温計が届きました。
「ありがてえありがてえ、Amazon様ありがてえ」と箱を開けて早速体温計を使おうとしたところ、届いた体温計も電池切れでした。
僕はそっとレビュー欄に☆1を付け、布団に潜り込みました。
なにしろ物凄い悪寒と喉の痛み。
口の中に溜まってくるつばを飲み込む事もできず、力なく吐き出すのでした。
このウィルスは完全に宿主を殺る気です。
僕はもう矢も盾もたまらず病院へ向かいました。
そして抗生剤をもらい、飲み続けたところ2日後くらいからは随分症状が楽になり
「ようやくこの体調不良から解放されるのだ」と心も上向きになってきました。
しかしそこから1週間、どうにも体の不調が続きました。
微熱が治まらず、鼻がつまり、頭が重く、体の節々が痛い。だるい。
こんな症状が薬を飲んでいるのにも関わらず1週間・・・
いよいよ僕は大病にかかってしまったのだと覚悟をし、例え今際の際が訪れたとしても心強くあろうという思いを強くしながら病院の検査に行きました。
そして検査の結果「鼻炎」の診断をいただきました。
鼻炎・・・。
ごめん、これまで鼻炎の事なめてたよ。
鼻炎、つまり鼻に炎症が起こると、風邪に似た症状が起こってしまうらしいのでした。
最後の方には歯まで痛くなっていました。
年を取ったから具合が悪いのではないと信じたいきもち
そして現在鼻炎の薬を飲み暮らしておりまして、ようやく健康体にリーチをかけたところです。
しかし2週間ダラダラ過ごしていたので、とても体がなまっているのを感じます。
このダルさは果たして薬のダルさなのか、筋肉が落ちたせいでダルいのか。
10代20代の頃に比べて、確実に体調不良による影響が大きくなっているのを感じていますが、これが本当に体調の悪化によるものなのか、すこし疑問を感じています。
昔よりも体の事、自分の事を良く観察するようになった為に、こんなにも不調を感じるのでは?
要するに馬鹿は風邪を引かないという俗説にも一理あるなと思うとともに、かつてよりも風邪を重く受け止める自分は昔よりかは少しは賢くなったのであろうかと、でもそんな賢さなら僕は要らない!などとアホな考えを巡らせています。
何しろこれほど長期に及ぶ闘病生活は物心ついて以来だったので、得る所も大きかったと思います。
人間、自分のつばが飲めるだけでありがてえ。
本日もG線上のきりんにおこしいただきありがとうございます。
家の体温計が電池切れだったので新しく体温計を購入したのは上にも書いた通りです。
そして届いた時には既に電池切れだったことも・・・。
この体温計、20秒で体温を測定できるのは良いのですが、測る度に0.2~3度はズレます。
36度台と37度台の境目は例え0.1度であっても心に受けるダメージはそれ以上です。
たったの20秒で最終的な体温を予測して検温終了とするのはちょっと性急すぎるのかも知れませんね。
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