日記

ぼくはずっと言葉に救われてきた

horse-dapple-mane-sun-wind-ride-attention-ears

僕はこのブログでいろんな事を語ってきましたが、結局、最近は何がしたいのかなという事を考えました。

初めの頃は、とにかくアクセスを集めたいなあと思っていたのです。

時事ネタでもなんでもいいからとにかくアクセス集めっぞーという目的で始めました。

以前に作ったサイトがまぐれ当たりしたことがあって、その手法を更に磨いて、いきなりドカーンと人を集めようと思ったのです。

でもすぐに、このモチベーションでは全然続ける事が出来ないぞという事に気づきました。

フタを開けてみると、僕の興味のあるニュースは、とてもアクセスを集める事のできそうなものではなく、しかも先進技術である事が多いので、それについて語るほどの知識が実はないという。

ではお茶の間を賑わすようなニュースについて書けばいいのかとも思いましたが、これには全くもって情熱が沸かないのでした。これでは書くことはできない。

僕はこのブログを長く続けて行こうと初めから決めていましたので、こういう理由でニュースサイトにするという事は早い段階から諦めました。

次に、自分を解剖するという事を始めました。

それを書くとき、ほとんど自分以外の人の事を意識してはいませんでした。意識する余裕がなかったという言い方が正しかったのかな。

ただ、僕自身が自分の事をもっと良く知るために、毎日、これまでの自分を殺し続けるような毎日でした。

書いていて気づいたのは心の奥底に澱(おり)のように溜まっている記憶があったこと。

それらは随分昔の事でも、今までよく覚えて居たもんだなアという事がたくさんありました。

あえて感情に例えるならば、「寂しさ」や「怒り」に似たものでしょうか。

「こんな事、誰にでもあるような事で、気にしている自分が悪いのだろう。」という気持ちで、今まで無視を決め込んでいたそれらを、真正面から見つめてみるのはとても良い経験でした。

僕の心を一旦リセットする為に費やしたこの時間は、僕のこれからの人生にとって、おそらくかけがえの無い時間だったと思います。

僕は嘘で塗り固めてきた様なこれまでの自分を、自分自身に許して貰いたかったのだと思います。

そして今は、さわやかな風を送りたい

多くの人にブログを見てもらいたいと思っていた頃には伸び悩んでいたブログの閲覧者数が、その人達を意識しなくなってから何故か伸び始めるというのは不思議なものだなと思います。

そんなこんなで10,000PV/月を超えてからはあんまり、閲覧者数に以前ほどこだわりがなくなりました。

最近は、このブログを見に来てくれた人に対して、わずかでもさわやかな風の様なものを感じてもらいたいという事を考えています。

世の中良いことばかりではないので、僕自身なかなか、毎日ブレる事なく生きる事は難しいのですが、せめて自分の心には正直に生きていきたいなあと。

現実として、ダメダメな自分に対してどうしようもなく悲しくなる事や、後悔する事もあるのですが、それも含めて僕は、僕なのだろうと。

もっと人に優しくしたいなあと思いながらも出来なかったり、もっと誰かを助けてあげたいなあと思いながら叶わなかった事も引き連れて、あるがままに生きて行きたいものだと感じている昨今です。

いつか奥さんが出来たり、子供が出来たり、守るものが出来てしまった時、僕はまた変わってしまうのかもしれませんが、今はこのままで行こうと思っています。

「自分」という、今はまだ不安の残る核心を大切にかかえて、日々を過ごして行った先に見えるものを、今はもっと見たいと感じています。

本日もG線上のきりんにおこしいただきありがとうございます。

言葉だけで伝える事のできるものには限界があるのかも知れない。

でも僕は、言葉に救われた一人の人間として、それを大切に、このまま歩いて行きたいと思っています。

walk-walking-sloping

それではまた♪

 

この記事が気に入ったらいいね!しよう
🍀

更新情報をお届けします

関連記事

  1. スポット

    モンゴルに到達するも夢叶わず。名護屋城にみた兵どもが夢の跡

    以前に「鷹島いいっすよ〜」という話を聞いて以来、ずっと心の中に鷹島の事…

  2. レビュー

    象印とサーモスの水筒を比べた。豊かさとともに穏やかなる象の容貌(かお)

    水筒が欲しい。車でどこかへ出かける度にコンビニの100…

  3. 日記

    ネガティブな事には同じだけポジティブな要因が潜んでいる。

    先週大阪にいたんですが、さすがは「くいだおれ」発祥の地でありました。…

  4. 日記

    「若いね」って言われても微妙なきもちになってきたこと

    あまり自覚はないのですが、僕は一般的な33歳よりも、雰囲気が若いらしい…

  5. ライフハック

    掃除の習慣を身につけたい人は、お掃除ロボを買うとよい3つの理由

    お掃除ロボの素晴らしさに引き続き感動するとともに、この機械のもたらす相…

  6. 世間話

    ひび割れた水瓶のお話

    あるところにご主人様のために水を運ぶ人がいました。その人は毎日…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

最近の記事

スポンサーリンク

  1. コンピューター

    IIJmioのSIMカードのサイズを変更する際に気をつけておきたい事
  2. スポーツ

    僕が写真を始めた理由、これから撮りたいもの、情熱の在処
  3. カメラ用品

    α7Riiiで赤外線写真に挑戦してみた
  4. こころ

    「幸せになる考え方」って間違ってはないけど、結構違うと思った話
  5. お店紹介

    波佐見町にある整骨院的なところ「ゼロ均整院」に行ってきた話
PAGE TOP