最近はJazzが熱くてですね〜。
ということでイカした1トラック、Acro Jazz Laboratories - Faithful をご紹介します。
しかし一昨日くらいからまたエレクトロニック系が再燃しまして、そちら方面に旅をはじめました。果てしないぜ、音楽・・・。
冬の時期はいつもより多く眠ってしまう気がします。
これはおそらく、温かい時期にくらべて、体温調節のために日中に使っているエネルギーが大きいからかな?などと思っていますが、人はそもそもなぜ眠るのでしょうか。
人はなぜ眠るのか
脳は常に働いている
脳は日中、意識のある時はつねに外界のストレスにさらされています。
また、人間には無意識の領域があり、一見、そんなに脳を使っていないと思われるときにさえ、無意識に入ってくる情報を脳は処理しつづけなければなりません。
たとえばものを触ったり叩いたりするとき、人間の脳は瞬間的に接触する部分の皮膚感覚を低下させ、鈍化させます。
こうする事によって人間は目の前の作業に没頭する事ができます。
これは、自分の体を自分でマッサージしても、人からしてもらうほどには気持ちよくない事や、自分でワキバラやコシにさわった時に、人から触られるときほどくすぐったくない事からご理解いただけると思います。
もし、脳が皮膚感覚を鈍化させることをしなければ、人は自分の体を触る事すら難しくなるという事です。
脳の使うエネルギー
脳はだいたい体重の2%ほどの重さにもかかわらず、人間の全消費エネルギーの20%をも消費する事がわかっています。
人間の臓器のなかでも抜群に燃費のわるい部分です。
また、それだけのエネルギーを消費する事から大量の熱が発生します。
この熱が原因で、寒いところに住んでいる人ほど脳が大きく、暑いところに住む人ほど脳が小さい事が判明しています。
なぜなら、脳の体積が大きいほど、脳の表面積の比によって放熱の効率がさがるからです。
(水風船に水を入れたものを更にふくらませるのを想像すると、増えた体積に対して表面積がさほど増えないのがわかるかと思います。放熱には、体積にたいして表面積が大きいほど有利です。
)
ただし、脳が大きいからIQが高い、などという関係はない事がわかっています。(そうだとすればクジラが世界最高のIQの持ち主です)
暑いところに住んでいる人は、その機能を保ったまま、脳のオーバーヒートを防ぐために、小さくする必要があったのです。
そのため髪の毛がチリチリになって、その中に空気を蓄える事で断熱するように進化したのですね。
だから、脳を休ませなければならない
覚醒時につねにフル回転している脳の疲れをとるため、そのために人は眠るのです。
また、眠る事によって、技能習得が早くなるという研究もあります。
たとえば、スポーツや楽器など、前日にみっちり練習して出来なかった事が、眠った翌日すんなりと出来たというような経験をお持ちの方はいないでしょうか。
これは眠っている間に、脳が情報を整理する事で、可能になっているのです。
ひらめきや、きづきを得るには、十分な睡眠をとったほうが有利である事もわかっています。
また、眠る時間がすくない事で病気や生活習慣病のリスクが増加する事もわかっています。
眠る事は時間の浪費か
トーマス・エジソンは「睡眠は時間の浪費である」を口癖にしていました。
かつて、僕も同じ事を思っていました。
(今でもそう思っているフシがなくもないのですが〜。。。)
しかし経験から、少なくとも自分は睡眠を十分に取らないと性能が100%発揮できない事が、わかりきってしまいました。
それならばもう、眠るしかないんですよね。
なので最近は、夜なるべくはやめに寝るように生活習慣をかえようとしています。
そうすれば、眠りが十分に足りている時は早起きする事ができるし、眠りが足りていない時は十分にねる時間の余裕ができるからです。
「日々全力で生きる」という事は、十分な睡眠時間の上に成り立つのだろうと最近は思っています。
最後に先日93歳でなくなった水木しげる先生のお言葉をどうぞ。
まあいろいろ述べましたが、僕の人生の目的は単純に「幸せ」である事であって、眠りが足りている時のほうが日中「幸せ」な状態でいれるんですよね。
僕は睡眠時間にかんしては、あきらめてがんがん眠る事にします。
本日もG線上のきりんにおこしいただきありがとうございます。
それではまた♪
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