こころ

友達と遊ぶことのハードルが年々あがる件

10代、20代の頃はよく、意味もなく友達をさそってドライブに行ったり、海辺で夕日が沈むのを見ながらくだらないことを話したりしていた。

しかし最近は、めっきりその様なことをしたいと思うことが減ってしまった。

別に、そういうことが、もうやりたくなくなってしまったわけではなく、なんというか、まず申し訳ない気持ちになってしまうのだった。

とくに目的もない、一見無意味に思えてしまうようなことについて、お誘いをすることが申し訳ないのだ。

そしてその申し訳のない気持ちは、いざ誘ってしまったときに、「誘ってしまったのだから、少しでもよい時間にしなければな」という気負いにつながってしまうのだった。

誘う前からそこまで考えてしまうから、誘う前からもう、お腹いっぱいになってしまうのだ。

多分、多かれ少なかれ、年を経るとみんなそういう風になってしまうんじゃないかな、と思っている。

人生の残り時間が少なくなっていくにつれ、時間の貴重さは相対的にどんどん増す気がしてしまいがちだからだ。

でも多分、そんなものはただの錯覚で、時間の貴重さは大人も子供も差はないはず。

確かに、私の日々が終わるまでの時間は、今も減り続けていることに違いはないけれど、誰の日々だっていつ終わるかなんてことは誰にもわからないのだ。

だから、時間はいつも貴重に違いなく、であればいっそ逆に時間の貴重さなんてことを考えるのは無意味なのだろう。

しかし頭でそう考えてみても、結局、なにか良い材料がないかぎり、誰かをお誘いすることはどんどん難しくなるのだった。



教養とは、一人で時間をつぶせる技術のことだ。

とは、1994年に54歳で亡くなった、作家の中島らもという人の言葉で、友達と遊ぶ機会の減ったおっさんの耳に心地いいが、これは逆も言えるのではないだろうか。

そもそも教養のことはよくわからないが、一人で時間をつぶせるようになったとき、自然と教養的な何かが自分の中で育っていくのではないか、と。

そう願いたいものだと思いながら、最近は電子ピアノで運指の練習を繰り返す日々だ。

左手と右手でドレミファソラシドを同時に弾くのでさえ難しい。

しかし、これも繰り返すうちにいつしか、何ら意識せずとも弾けてしまう日がやってくるのを私は知っている。

こういうことが教養・・・だといいなと思いながら、今日もキーボードに打ち込むのであった。

ちなみに購入したキーボードはこちら。

パソコンにつなげてソフトウェアをインストールするとピアノや、シンセサイザーとして使えます。詳しい人に言わせると、打鍵感がしっかりしていていいらしい。

ステイホームのゴールデンウィーク中に突如音楽熱が再燃し、近々DAW(Digital Audio Workstation)のCubaseが届きます。

触ってわかり始めたら、このブログでも日々の探求の足跡を記していきたいと思っています。

ぼちぼち新型コロナの脅威は、この田舎では収束の気配を見せています。

とはいえ、みなさんまだまだ油断しすぎることのないよう、注意して元気にお過ごしくださいませ。

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