タスク管理という言葉をご存知だろうか。
グーグルで検索すると、タスクとは
1.課された仕事。課題。
2.コンピュータで処理される作業の最小単位。ジョブ
という結果が返ってきた。
それらを管理することをタスク管理という。
ここで注目すべきは「作業の最小単位」という文言であると思う。
ローマは一日にしてならず、千里の道も一歩からというように、どんなに巨大に思える仕事も、分解してしまえば小さなものになる。
世の中にはたくさんの複雑そうに見えるものがあるが、ほぼすべてが要素ごとに分解してしまえばシンプルになるのじゃないかと思う。
つまり、実は大きな事というのは大して重要ではないのかもしれない。
それを支える、ともすれば軽んじてしまうような小さい事にこそ、ものごとの本質というものはあるように思う。
一事が万事という言葉もある。
さて、些細な事こそが大切だとわかってはいても、それらは忘れてしまいがちだ。
例えば家のトイレの窓辺には観葉植物が置いてあるのだが、先日は危うく枯らしてしまいそうになってしまった。
不思議なもので、人は見たいものしか見ない。
毎日、目の端で捉えていたはずの観葉植物が枯れゆく様には全く気づいていなかった。
しかしToodledoを使い始めてからは毎日水やりを続けることができている。
Toodledoとは
さて、ようやく本題に入る事ができる。
Toodledoとは何か。
これはいわゆるクラウドサービスと言った部類の、ウェブ上でタスクを管理する事ができるツールだ。
http://www.toodledo.com
上のURLで誰でも登録して使うことができる。
日本語での入力は出来るが、アプリの説明文などはすべて英語なので注意が必要だ。
僕はここに、自分が一日の中でやるべきことをすべて記している。
このツールの素晴らしいところは、繰り返しのルーティンワークについても管理することができるところだ。
例えば僕のタスク管理では観葉植物への水やりは7:15分に設定されていて、この時間になるとスマホにプッシュ通知が来るようになっている。
終わったタスクにはチェックを入れれば、また次の日の朝7:15分に同じ内容の通知がやってくる。解除するまで延々毎日通知してくれる仕組みになっている。
この通知のタイミングはかなり自由に設定ができるようになっており、年次、月次、週次、日次、平日のみ、休日のみ、などかゆいところに手がとどく仕様になっている。
記入したタスクについては、終わったもの、時間が来たが終わっていないもの、明日のタスク、向こう一週間のタスクなど、検索もかなり柔軟に出来るようになっている。
この仕組を導入してからというもの、僕は観葉植物への水やりを忘れる事がなくなったのだった。葉っぱも喜んでいるだろう。
これは頭をクリアに出来る装置だ
とても便利な時代になったものだ。
ちょっと前ならこの仕組を作ろうと思えば、秘書を雇うしかなかっただろう。
しかし現代ならほぼみんなが持っているスマートフォンを使えば同様の仕組みを簡単に作ることができてしまう。
そして驚くべきことに、Toodledoは無料だ(幾つかの機能は有料提供)
最近はやるべき事が見つかったらすぐにToodledoに登録して、後はその事について忘れておく事ができるようになった。
必要な時期が来たら自動的にスマホがタスクをリマインドしてくれる。
今日は何をするんだっけ、これが終わった後にはこれをして、その後あれを…といった事を頭の片隅においておく事は無駄だ。
さっさと頭の外側に記録すると安心だし、間違いも少ない。
余計な心配事を極力減らすことで、目の前の物事に全力で当たることができるようになるものと思う。
このToodledo、自分は使っていないが場所をトリガーにして通知をする事もできるようだ。
つまり、いつも行くスーパーに行った時に買い物のメモをプッシュ通知してくれる、みたいな事が出来るのだろう。
今度試してみよう。
本日もG線上のきりんにおこしいただきありがとうございます。
日々は些細なルーティンワークが多いし、その中で新しい習慣を作ろうと思うと、すぐに忘れてしまいがち。
しかしこのツールがあれば、難なく新しい習慣を作ることもできるようになるんじゃないかと思っている。
今後AIが発達すれば、眠くなってそろそろ寝るかというタイミングで「あれをまだやり終えてないですけど、寝ちゃうんですか」とかって通知をしてくれるようになったりもするだろう。
これには賛否両論あるだろうけど。
最近はタスクの確認のために、いよいよスマートウォッチが欲しいなあという気持ちになっています。
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