この記事の目次
スポンサーリンク
人間の歴史とは、便利さを求める歴史でもありました。
あの山を何とか楽に越える事ができないか。
その願いを叶えるため、野生動物にまたがってみたり、道を作ったり、車輪を作ったり、蒸気機関を作ったり、内燃機関を作ったりで現代、もう海だってラクラク超えてしまうという境地に達してしまいました。
願いとは言い換えれば欲であり、究極、人間の行動力の源とはまさに欲なのであろう、などと開きなおりつつ食器洗浄機を買ってしまったのでした。
だって洗い物つらいんだものオォォォー!
まあ時代が下れば、一部の自然回帰の信念を持つ人以外、世の人々はみんな自動食洗機を使うようになると思います。
どうせ使うようになるなら早いほうがいいのでは?
という事で3ヶ月使ってみた、現代最先端の食器洗浄機の良いところと悪いところを書いておきます。
NP-TH1の良いところ
高温で洗浄・除菌
まあ何しろ自動で食器を洗ってくれるというのが最大の良いところなワケですが、その洗い方というのが人間には出来ない強力さなのがいいのかなと。
だいたい50〜60度くらいで牛豚の油が溶けるらしいのですが、この食洗機は80度の高水温でジャバジャバ食器を洗います。人間の手ではちょっと無理めな温度です。
加えて素手で触る事を考慮されていないので、とても強力な洗剤を使うことができます。なのでおそらく素手で洗うよりキレイに汚れが落ちてるのだと思います。
手洗いよりも水の節約になる
少ない水を庫内で循環させて洗いますので、使う水の量は少ないです。
私が食器洗いの事を嫌いな理由の一つに「皿洗い中に垂れ流す水またはお湯を無駄にしている感がでかい」というのがありますので、これはほんとうに嬉しい。
でかい
大きいのは良いです。ウチの台所は狭いので、最初はもうひとつ小さいプチ食洗というのを買おうかとも思ったのですが、大きいの買えばよかったというレビューの数々を見て、こっちに決めました。
やはり大は小を兼ねるのでした。
まあ、これは良いところでもあり、悪いところでもあるのかな。
NP-TH1の良くないところ
さて、次は良くないところをご紹介したいと思います。
電気食う
想像以上に電気食うなあと。
これまでウチでブレーカー落ちた事なかったんですけど、こいつが動くようになってから3回くらい落ちました。調べてみると最大1185Wも使うみたいですね。11.85A!!そりゃ落ちるわなあと。
電気の容量を増やす事も考えたのですが、最近は動かすタイミングをはかる事でブレーカーが落ちる事もなくなりました。
ブレーカー落ちるとパソコン心配ネー
割りと手間かかる
これは私の性格の問題かも知れないですが、食洗機に入れる前の食器は一度水にひたして残った汚れとかを落として入れたいんですよね。
米がべっとり残ったお茶碗や、ネギとかの残った味噌汁の器をそのままドカーンと入れる気になれない…。
なので食べ終わった食器は普段どおり水にひたして、しばらくしてから食洗機に入れるようにしています。
たぶんそのまま突っ込んだとしてもなんとかしてくれるのだと思うのですが、いまの所そんな感じで使ってます。
ちなみに米は、強力洗剤の力でドロドロに溶かされますし、溶けないものは残さいフィルターってヤツに絡み取られるので、洗い終わってからそれを捨てればいいだけの話かもしれませんが〜。
カレー鍋とかはお湯につけて、百均に売ってある食器用ブラシを使って軽く汚れを落としてから入れてます。
食器洗浄機を動かす前準備に結構手間かかるんですよね。
洗った後に食器の裏にお湯が残る
スポンサーリンク
これが最大の弱点かな〜。食器の裏側って結構水が溜まりやすいんですよね。
お椀の裏側なんてもう、軽くコップみたいな形してますからね。ここに食洗機の熱いお湯が溜まりまくるのです。
動画をご用意しました。
映像中2度も「アッチッチ」ってなってるところで、私のどんくささを感じていただければと思います…。
ちなみにこの食洗機、乾燥をかける機能もあるのですが、乾燥機能くらいじゃお椀の裏に溜まった水はどうにもならないです。よって乾燥機能は実質的に無意味!!/(^o^)\
思うに、洗車機の最後に水滴を落とすエアブロワーみたいなものが必要なのだと思うのですが、構造上難しそうな感じがしますね。
でもこれは解決しないといけない問題なような気がします。
食洗機が洗い終わったあとに乾燥しやすいように、アツアツの食器を一度動かしてあげないといけないというのは消費者体験的にかなり致命的でしょう(笑)
ユーザーは食洗機に食器を入れて乾燥が終わったら、もう食器棚にしまえるようになってるって普通思うじゃないですか?改良の余地ありですね〜。
食洗機は未だ夢の機械ではない。だけど
現代最新の食洗機でもこんなものか〜・・・と色々書きましたけど、まあ楽になったのは間違いないです。おかげで食器が溜まってきた時のストレスがだいぶ減りました。
でもこれ小さい方のプチ食洗買ってたら、もっと満足度低かっただろうなあと。
庫内サイズに余裕があるから、一度に洗える量が多いから、上に書いたようなデメリットがあっても精神的に乗り越えられている感はかなり大きいです。
どの家庭にも導入するだけの価値はあると思います。ただしブレーカーダウンにはお気をつけくださいっ!
という事で終わり!
更新情報をお届けします
この記事へのコメントはありません。