先日の誕生日に革靴をプレゼントにいただきまして、これはもう大切にせんといかんと思いたち。
革靴のお手入れキットを購入しました。
試しに磨いてみたところ、一瞬、クリームの塗りすぎで色がまだらになってあせったのですが、最終的には綺麗な感じの色におちつきました。
そして最後に靴底の革をしなやかにするために、ミンクオイル(ミンクの油)が良いということを知り、ミンクオイルを購入したのでした。
以前買った革の札入れや、プレゼントしてもらった革の小銭入れなどにも、ミンクオイルを塗りつけると良いということを聞いていたので、一石三鳥のミンクオイル作戦です。
僕の購入したミンクオイルはこちら
ミンクのキリっとした姿のパッケージが特徴的です。
そもそもミンクってこんなにイタチっぽいのだなあ、と思って調べたらやっぱりイタチでした。
ミンクについてのwikipediaの項を見ると、ミンクのコートについて言及があり、ミンクのコートを一枚つくるには30頭のミンクが必要だとか。
これに怒った動物保護の団体の人が、ミンクの飼育小屋のカギや扉を壊してミンク達を逃がしてしまうような問題も起こっているらしい。
エコ・テロリストってやつですね。
しかし30頭ものミンクの命を奪って一人の人間を温めるコートを作る気にはなかなかなれませんね。
死にそうなくらい寒かったらやるかもしれませんが。
と、こんな事を思っていると、先日読んだ本の一節を思い出しました。
確かインドの人は魚を食べることをあまり好まないらしいです。
なぜかというと、魚は一匹一匹が小さくて腹持ちが悪いので、お腹をふくらませるにはたくさんの魚を殺さないといけないから。
それなら、でかい獣を一匹獲ってきて、みんなで分けあって食べたほうが、殺す命の数が少なくなるという考えらしいです。
一寸の虫にも五分の魂ってことですねー。
ミンクオイルによお財布のお手入れの方法
いくつかのサイトを参考にして、財布にミンクオイルを塗ってみました。
1.まず、革の表も裏もまんべんなくミンクオイルを塗ります。
2.しばらく放置します(ぼくは15分くらいおいてました)
3.拭きあげ
という簡単な工程です。
15分間放置して拭きあげの工程にうつる時にはすでにミンクオイルは十分に財布に染みこんでおり、拭く必要あるのかこれって感じでした。
オイルにはロウも含まれているようで、拭きあげた直後はなんだかロウで固めたような質感になりました。
僕のイメージではもっとピカピカになるイメージだったんですが、まあ時間が経つとなにか変化が起こるのかもしれません。
ただ、革の柔軟性が増した感じはしますね。
100%ピュアミンクオイルとかって言うのもあるらしいので、そういうを使うとまた感触が異なるのかも?
いずれにしても「手入れをした」という満足感は得ることができたので良しとしたいと思います。
本日もG線上のきりんにおこしいただきありがとうございます。
ミンクから取れた油で保護した財布、これからも末永く大切に使っていきたいと思います。
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