コミック

コミック「メイドインアビス」を読んでみた感想

久しぶりにすごい漫画に出会ったなっていう感じです。

前回のコミック「ダンジョン飯」を読んでみた感想 でも書いているんですが、僕はファンタジー物があんまり得意ではありません。

できればノンフィクション物、そうでなくても現実世界で役に立つ様な物語を見たいなあという気持ちがあります。

「メイドインアビス」は完全なファンタジー作品です。

しかしその、一切のシュールさを廃した、完全無欠の世界設定は、現実の事を完全に忘れさせられてしまうほど没入させてくれました。

ファンタジー物が苦手という発言は撤回させてもらいます。

大好きです! 笑

メイドインアビスの世界

そこには巨大な縦穴が存在します。その名をアビス。

いつから在るとも知れないその縦穴は、人類最後の秘境と呼ばれており、その底に辿り着いた物は未だ誰も居らず、多くの冒険家の関心を集め続ける巨大な穴です。

アビスの中には人類の科学の範疇を大きく超えた「遺物」と呼ばれる秘宝が多数眠っており、物によっては国家間のパワーバランスを大きく変え得る遺物も存在するため、多くの「探窟家」と呼ばれる冒険家達が、多大な犠牲と引き換えに新しい発見と名誉を求めて縦穴に挑み続けます。

探窟家はその習熟度によってランク分けがされており、最も優れた者は「白笛」と呼ばれます。

そしてアビスの底に挑み、もはや還らない一人の「白笛」を母親に持つ少女が、この物語の主人公です。

アビスの肝

なぜ底に挑んだものが還る事が出来ないのか。

アビスはその縦穴の深さに応じて階層が設定されています。

その階層より下に潜ったものは、上昇時に「アビスの呪い」と呼ばれる負荷を受ける事になります。

深く潜れば潜るほど、上昇時の負荷はすさまじいものになり、底に至る事が出来たとしても上昇時の負荷で確実に死んでしまうので、未だアビスの底を知るものが居ないという事です。

可愛い絵柄と裏腹なエグい描写と設定

一見してみると、ほんわか日常系のコミックかと思ってしまいそうな可愛い絵柄なんですが、内容は相当に練られており、完全に1つの世界を構築しています。

背景や、異物のディテール等、かなり細かい描写がされており、絵上手いな〜って感じです。

多くの危険の潜むアビスに挑む話ですので、血なまぐさいエピソード多数、しかし無駄にドロドロしておらず、結構テンポよく進んでいきます。

あっという間に3巻読み終わってしまいました。

この漫画流行ると思う。

既にネット上では、その完成度の高さに感嘆の声が多く上がっていますが、これから先メディアにも取り上げられて行くのではないかと思います。

グロくてヘビーなストーリーは歓迎されない印象の強い世間ですが、進撃の巨人があれだけヒットした事を考えれば、この作品もこれから流行るんじゃないかな〜と。

何しろこれからも破綻なく続いて行って欲しいものです! この完成度のままエンディングまで持っていけたら、後世に残る名作となるかも知れません。

続きが楽しみな作品です。

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