皆さん、データのバックアップ、どうされていますか。
おそらく、データのバックアップなんて細かいことは気にしていないというノーガード戦法の人も多いと思いますが。
先日、ハードディスクドライブ(以下HDD)がぶっ壊れた。データが飛んだとぼやいている人を見かけました。
その人は過去5年分の写真データを失ってしまったらしいです。
私自身も過去に1TB分のデータをぶっ飛ばした事があります。
大切な写真や動画、音楽、わずかにDVDに移して保管していたものをのぞいて全滅しました。
そんな教訓から今はHDDをRAIDで運用しています。
HDDをRAIDで運用するとは
ハードディスクにデータを書き込む時に、2台同時に書き込んで運用する方法です。
正確には、RAID1と呼ばれるシステムになります。
このシステムを運用すれば、「データが失われる」という最悪の事態におちいるケースは高い確率で防ぐ事ができます。
つまり、HDDが2つ同時に壊れてしまわない限り、中のデータは守られるということです。
RAIDシステムはいくつかの方法で組む事が出来ますが、私は外付けHDDの様な形でRAIDシステムを組めるハードウェアRAID製品をおすすめします。
たとえばこのようなものです。
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重視するところ
上でご紹介したものは外付けHDDドライブの様な形で使用する事ができます。
黒いケースの中に同じ容量のHDDを2つ入れて、RAID1に設定して動かすだけです。
私がこのタイプのRAID製品を使う際に重視する点は2つあります。
- USB3.0で接続出来るか
- ファンがついているか
の2点です。
まずUSB3.0で接続できるのかという点はHDDとパソコンとのデータのやりとりの際の転送速度を重視するからです。
USB2.0にしか対応していないものもあると思いますのでご注意ください。
ファンがついているかというのは、HDDは熱に弱いものだからです。長時間つけっぱなしにして使う場合はケース自体にファンがついていて欲しいですね。
上で紹介したものはこの2点を兼ね備えているみたいです。
ちなみに私が使っているハードウェアRAID製品はこれなんですが。

アユート社のBlackHexagon Rというなかなかいかめしい名前の製品です。Linuxに接続して使っていますが非常に快適。
既に3〜4ヶ月くらい電源つけっぱなしで運用していると思いますが、非常に快適です。天井についたでかいファンが功を奏しているのでしょう。
2TBx2を、個人で運用しているサーバーに接続して使っています。
大切なデータにいつでもアクセスでき、なおかつそれを失う心配はもうほとんどなくなりました。
データ(情報)は時として命をも左右する貴重なものです。
そんな大げさな事をいわずとも、大切な想い出は大事にとっておきたいものですね。
オンラインストレージサービスを活用するのも効果的。
有名どころでは
- Google Drive
- Drop Box
- Flickr(写真専用)
などなど。
これらは無料で使える容量が設定されており、その容量内のデータであればこういうサービスを使って保存するのも良い方法かと思います。
ただし、情報の中身をサービスを提供する側は自由に見る事ができる事になっていたりしますので、アップロードする情報には気をつけましょう。
きわめてプライベートなデータはアップしないようにした方が無難です。
先日、パソコンの中のファイルを全部無意味なものに書き換えてしまうという悪質なWindows向けコンピューター・ウィルスの情報を見ましたが(デマという噂も?)こういうウィルスにあたった場合、RAIDを組んでいても無意味です。
上記の様なオンライン上でデータを保管してくれるサービスも活用していきたいものです。
なにしろバックアップに「完全、かんぺき」は基本的にありえないものとして、いくつかの手段を組み合わせてバックアップしていきたいですね。
本日もG線上のきりんにおこしいただきありがとうございます。
それではまた。
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