ついこの間まで「年末だー」とワッショイしていたのに、いつのまにか1月も中旬にさしかかりつつある今日このごろ、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
僕は先日、タイトルにも書いています通り、はじめて自分のカメラの撮像素子というものと向き合い掃除をしました。
というのも、僕のカメラの撮像素子にはどうやら毛の様なものが付着している事に前々から不満を持っていたためでした。
「あれ?写真の下の方に毛が・・・」
レンズというのは絞る(F値を高くする)と、シャープな写りが期待できます。
なので景色などを撮影する時は、絞り込んで写真を撮る事が多いのですが、ある時からいつも写真の下のほうにヒョロリとした毛が写り込むようになりました。
これはどうやら撮像素子、つまりデジタルカメラのフィルム部分に毛が付着している様子。
最近の僕の写真は絞り解放気味(F値が低い)でボケを生かしたものが多いのですが、実はちょっと絞ると毛が写り込むからという理由でもあったのです。
この毛が憎い・・・。
そう思った僕はCANONのサービスセンターにカメラをメンテに出すことを考えましたが、最近は店頭で撮像素子のクリーニングをやってくれないらしい?
サービスセンターにカメラを発送して預けてメンテをする?
なんて面倒くさいのだ。
自分で撮像素子のクリーニングをやる事に決めました。
一人でできるもん
キャノンのサービスセンターの人が出来ているのだから僕にだって出来るはずだ。ちゃんとした道具さえあれば!
という事でインターネットを使って自分で撮像素子をクリーニングする方法を調べました。
通常は布や綿棒にアルコールを含ませたもので拭ったりするのが一般的らしいのですが、今回はより良さそうなものを選んでみました。
さて、ゴミを取り除く前にまずは確認を。
ピントを無限遠に合わせて、白い壁などに向かってシャッターを切ります。
こんな感じに撮れました。
この写真を元に現像ソフトを使ってさらにゴミを視認しやすいようにします。
こうなりました。
うわあ、汚い。
これまで一度も撮像素子の掃除なんてやってませんでしたからね。
問題の憎い毛もよく見えます。
という事でこいつを、PENTAX イメージセンサークリーニングキット O-ICK1 39357を使ってキレイにしてゆきます。
カメラの設定(キヤノンの場合)で「手動クリーニング」というモードを選べば、ミラーが上がって撮像素子が丸見えになりますので、この状態でペタペタとゴミをクリーニング棒にくっつけて取り除いてゆきます。
ゴミを確認した画像のゴミの位置と、実際の撮像素子上のゴミの位置は上下左右逆になりますよ。
こちらの動画で紹介されていますが、こんな感じに使います。
撮像素子って緑色なんだあ。なんてことを思いつつ作業を終了。
もう一度、ゴミを確認してみる。まだ取れきれていない。
という事を2回ほど繰り返し、こんな感じになりました。
右上の方にまだ少しゴミがみえますけど、だいぶキレイになりましたね!
このくらいならどうとでもなるし深入りはしないでおきましょう。
もう絞っての撮影も怖くないぞ!
という事でデジタルカメラの写真のゴミが気になり始めたら、自分で掃除をするという選択肢もあるという事でした。
本日もG線上のきりんにおこしいただきありがとうございます。
せっかく撮像素子をキレイにしたのですが、最近はプライベートなお仕事や人生の大イベント「結婚式」を主催する事になり、その作業と準備に忙殺されてちっとも撮影に行けていません。
まあいずれにしても目の前の出来ることをひとつずつ確実にこなしていくしかありませんね〜。
千里の道も一歩から。
この一歩をいかに日々踏み出してゆくかが大切な事だと最近はつくづく思いますねー。
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