エッセイ

ろうそくの炎のゆらぎと人の矛盾

矛盾をかかえて生きる

全てが一貫している人というのは存在するでしょうか。

多分、そういう人はいないんじゃないかな。

自分では一貫していると思い込んでいても、他人から観てもそうであるとは限らない。

それを言い始めると結局は主観の話に戻るほかないのだけれども、僕は自分自身を考えてみたとき、結構な矛盾をはらんでいるものだと感じます。

旧い矛盾、新しい矛盾、その時々の色々な矛盾があるんですが、最初は単なる矛盾だったものが、時を経て心の中に不自然なく収まるという事があるなという事をこの頃思いました。

例えば新しい事を学ぶときが小さな矛盾を生むときなのかなと思います。

新しい事を学んで最初、どうしてそうなるのか、なんでその必要性があるのかわからなかったものが、しばらくの時間が経ったあとに、やはりそうでなくちゃいけなかった事が解る瞬間など。

この時、心のバランスが一旦ニュートラルに戻って、そういう瞬間に人は安らぎを感じたりするのかも知れません。

しかし、そのままひとつのところにとどまって動く事のないものというのはまた、つまらなく感じてしまうものかも知れません。

ひところ、1/fゆらぎという言葉が流行りましたね。まあ僕は詳しいことは分からないのですが、要するに、風の渡る音、木々のざわめき、川のせせらぎ、炎のゆらめきなど、自然界に存在するものは、「ゆらぎ」を持っていて、このゆらぎが人を心地よくさせるという一つのお話です。

人間も自然の一部であるならば、そのゆらぎを持っているという事になります。

そのゆらぎは心の動きにも当てはめる事ができるのかな。と。

心がゆらぐには、新しい経験、刺激が必要です。

その刺激は新しい矛盾を生み、時とともに昇華されていく。

そういう生き方をしている心に対して、ある種の魅力を、人は感じるものなのかなあと。

本日もG線上のきりんにおこしいただきありがとうございます。

ぼくは優しく揺れるろうそくの炎を見ていて、飽きたと感じる事は一度もありません。

candle-darkness-light-candlestick-fire

それではまた♪

 

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