ちょっと前に人狼ゲームにハマった。
人狼ゲームからは人間関係における重要なことを教えてもらえた気がする。
それはつまり、やったことは返ってくるということだ。
人を疑えば疑われるし、人を攻撃すると、攻撃し返される・・・返報性の原理っていうのかこういうの。
「深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだ」というセリフが脳裏をよぎる。
このゲーム、嘘をつくのがとてもストレスになるのでいい加減げんなりしてしまった。
しかしこうやってみんなでワイワイ遊べるというのは素晴らしいものですね、という事で人狼ゲーム以外にもトークとスマホで遊べるゲームを探してはみたけど、意外に少なかったし、人狼ゲームほど完成度の高いものはなかった。
改めて人狼ゲームのすごさを感じたものでした。
そんなこんなで単純にボードゲームが面白いんじゃないかと思って買ったのが「カタン」
カタンの開拓者たち
カタンは正確に言うと「カタンの開拓者たち」という名前。
写真のように、ボード上にコマを置いて領土を拡張し、サイコロを振ることで領土内の資源を集めて、さらに領地の発展をしていくというゲーム。
前評判では「シンプルで楽しい!」という事だったのだけど、説明書を読みながらルールを読み解いていくのは非常に面倒くさかった。
実際に理解してみると確かに単純なのだが、マニュアルにすると結構な文量になるし、細かいところまではマニュアルでカバーできていなかったりするので、ネットで調べながらの作業となった。
こういうのは既に知っている人がいれば、口で教えてもらうのが一番いい。
とはいえ手探りでルールを理解していく過程も、私などはけっこう嫌いではないタイプだ。
という事でカタンをやりながら感じた事などを簡単に以下にまとめる。
カタン攻略法:交易が鍵をにぎる
このゲーム、5種類の資源を使って自国を発展させていくのだけど、ゲームの進行状況やサイコロの出目に応じて、かならず何かの資源が不足する状況になるよう、うまくバランスがとられている。
これに対応するためには、交易のシステムを使うしかなく、始めから交易をする事を見越した場所に自領を定めるのが重要だと感じた。
例えば木を2つ交易する事で好きな資源を一枚もらえるような港があれば、そこを確保しつつ、木の大量に出る場所を確保して循環させていくのだ。
カタン攻略法:発展カードは必要か?
発展カードは資源を3つつかう事で得られる、基本的に良いことしか起こらないラッキーカードなのだが、正直私はちょっと弱いと思う。
対して役に立たないカード(騎士カード)が大量に山に用意されているので、コストパフォーマンスが悪すぎる気がする。
このカードを引くくらいだったら、堅実に自国を都市化していった方が勝率高いんじゃないかと思った。
カタン総評
確かに面白いのは面白いのだけど、終わり方があまりにもあっけないかな。
自国が隆盛を極めて、やっと自由で楽しくなって来た頃にあっけなく終わる。
勝利が目的なのだけれども、終わらせるのがもったいないというなんとも奇妙なゲーム。
逆に言えば、それほどプレイする間が楽しいゲームとも言えるのか?
このあたりは勝利条件をもう少し厳しくすると、もうちょっと楽しくなるかなー。
ボードゲームはそういう事が自由にできるのが良いところだと思う。
あ、あと2つのサイコロの目の合計が7になると山賊フェーズなんだけど、山賊出過ぎでゲームのテンポ悪くしてる印象あり。山賊わずらわしい(笑)
ゲームをしている最中に流れる雰囲気は結構マイルド。
直接人を攻撃するという事がほとんどできないからだと思うのだけど、ゲームのせいで仲が悪くなったりしなさそうなところは好感がもてるかな。
このカタンを買ったあとに、同じく有名ボードゲーム「モノポリー」も面白そうで買ったのだけど、こっちの方がやってて雰囲気が悪くなるのは何故なのか(笑)
次回その事について考えてみたい。
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