最近はこちらのブログがすっかりなおざりになっており、たまには何か書くかと思い、筆を取っております
さておき、なおざりとおざなりはよく似ていますね。
なおざり
なほざり
《ダナノ》余り注意を向けず、いい加減にするさま。おろそか。
おざなり
【お座なり】
《名・ダナ》その場かぎりのまにあわせ。いい加減。
「なおざり」と「おざなり」見た目は似ていますが、内容はちょっと違うので使う時には注意が必要です。
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話をもどしますと、このブログはまだ未熟だった(現在も未熟継続中ではあるが)自分の中の思索を深めるために作ったブログですが、最近はいろいろなものの答えを見つけてしまったので(主に答えがないという意味で)、本来の意味でこのブログに投稿する記事というものはもはやないと思っています。
一つの役目を終えたものとして、ここでスパっと止めてしまうのも潔く、美しいのではないかなどと思ってはいますが、泥臭くあがいて駄文をつづる様をご披露するのもまた一興と、自分に都合のいいように考えています。
ということで皆さん、私の私生活についての興味など特にないかとは思いますが、ひとつ近況でもお届けできればと思います。
引っ越しの件
一番大きかった身の回りの変化と言えば、引っ越しをしたことでしょうか。
これまでワンルームの部屋に夫婦二人で住んでおりましたが、今後のことも考えるともう少し部屋は広いほうがいいということになりまして、このたび2LDKの部屋に引っ越しました。
最初は住みなれた環境を離れることを寂しく思うこともありましたが、引っ越しの準備にともない部屋中にダンボールがうず高く積み上げられる様をみて、まるでマインクラフトの世界のようだと思うとともに、いつしか、早くこんなところは出てゆきたいという気持ちが醸成されてまいりました。
しまいにはもとの部屋に寄りつくのも嫌になり、今まで幾度となく通った、家への帰り道をたどることにすら吐き気を催すほどになりました。おそろしい。
引っ越しの準備ほど辛いことは世の中にそうそうないのではないでしょうか。
そしてこれは古巣を旅立つときに、下手な未練を残さないための通過儀礼のようなものだろうな、などと納得したのでした。
引っ越し当日、サカイ引越センターの若く屈強な男たちが、速やかかつ丁寧に荷物を新しい部屋に運び込んでくれました。(ちょっと割高かと思ったサカイ引越センターの見積もりでしたが、今にして思えばここに頼んで正解でした)
最初はなんて広いんだ(当社比)と思った新しい部屋でしたが、すぐにまたマインクラフトの様相を呈しはじめたのを見て、いっとき憤懣(ふんまん)やるかたない気持ちにもなったのですが、私たちに残された道はただひとつ、高く積み上がったダンボールそれぞれを地道に開梱していくことのみでした。
永遠に続きそうな作業の果てに、ある感情が私の胸の奥に芽生え始めてきたのを感じました。
それは、新しい部屋に対する愛着 -
梱包作業を続けていくにつれて古巣にたいしての嫌悪感を増して行ったことにたいして、開梱作業というのはやればやるほどに今の部屋のことが好きになってゆくのだな、というのが今回もっとも強く感じた、興味深い心の変化でした。
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食事用テーブルとベッドが同じ部屋でなくなったことによって、今後は大手を振ってリビングでたこ焼きを焼きまくれるかと思うと嬉しいかぎりです。
前は全然不満なんて感じることのなかった古巣でしたが、今にして思えば、もうあの環境に住むことは難しいなーと言わざるを得ないという、自分のゲンキンさというのは面白いものだなと思います。
では、ここまでお読みいただきありがとうございました。また日記でも書こうと思います。
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それではまた。
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