先日、久しぶりに夜のクラブに遊びに行ってきた。
パーティの主催をしているのが、恩義のある友人で、その彼から写真を頼まれたのだった。
彼に写真を頼まれたという事は、ここ最近の私の活動について、彼の心のどこかで引っかかりを感じてもらえたからだと思う。
私は、それが嬉しくて車で1時間ちょっとの目的の場所、佐賀県武雄市に向かった。
ブログを書き始めてからは、同年代のいわゆる社交場的な場所に顔を出していなかった。
特に、そうしようと思ってやったわけではなく、なんとなく、そんな風になっていただけなんだけど。
とは言え、久しぶりに皆の前に顔を出すのはいささか緊張した。
皆僕の事を忘れてしまったんじゃないかと思っていたし、そうでなくてもブログの上で結構好き勝手な事を言っているので、僕の事を嫌いになった人もいるかも知れないとか。いきなり「お前の考え方は間違ってる」なんて頭ごなしに言われたらどうしようかとか。
しかし実際に訪れてみると、皆とても暖かく迎えてくれたし、「ブログ見てるよ」と声をかけてくれる人も多かった。
元々武雄という街の雰囲気が素晴らしいという事もある。ここはとても自然が豊かで、街の人は良い人が多い。武雄の友達は多いが、皆牧歌的で、感じのいい人間ばかりだ。
おそらく、佐賀平野という豊穣の大地が支える、古来からの米どころとしての土地柄が、そこに住む人々のDNAに余裕と人間性をもたらしたのはでないかと思っている。
何しろ、皆の優しさをいつもより新鮮に感じる事ができた事、いつもより感動していた事を翌日思い返していた。
昔の様に朝方まで飲むという事はもう、あまりやりたいと思わなくなってしまったけれども、こういう集まりに顔を出せる機会をくれた純平には感謝している。
パーティーもとても盛り上がり、十分に目的を達する事が出来た事と思う。
写真と、武雄のパーティの背景となる活動の内容は近く、このブログでも紹介させてもらおうと思っている。
みんなともっと遊びたいと思う
結局、人生で最も大切な事は遊ぶ事だと思う。
欲を言えば、出来れば自然の中がいい。
自然の中で火を囲んで、酒でも飲みながら好きな人と好きな事を話して、楽器でも持ち寄って誰かのフレーズに合わせて誰かが歌い出したり、別の楽器を合わせてみたり、そういう事がとてもやりたくなった。
別に上手く楽器を弾ける必要はないと思うし、一音ずつでも皆が持ち寄ればそれは音楽になるのだと思う。
そういう事を何度、形にする事が出来るかという事を、人生の価値とするのも悪くないと思う。
一日なんの予定もいれず、朝から皆で出かけて、それぞれそこで好きな事をしながら過ごして、青色から少しずつオレンジ色に暮れ馴染む空を見ながら、火をおこして、バーベキューを始めて、皆で音楽を奏でて、次の日の予定なんか何も考えずに、幸せな気持ちで眠れるような日を過ごしたいと思う。
満たされた一日を送る程に、眠る前におそらく少しだけ感じる寂しさは、死のニュアンスまでも味あわせてくれるんじゃないだろうか。
そしてまた、私達は生まれ変わる。
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