キャンプ

スーパー低コスト。最低限必要なキャンプ道具について

どうも920です。

キャンプ道具をいよいよ買い集めようかというとき、知り合いの玄人キャンパーからこれを買っておけばいいというものをいくつか教えてもらった。

最低限のコストでキャンプを始めるにあたってはとても良い商品をおすすめしてもらったと思う。

そういったものたちも含めて、合理化・生産性マニアである自分が現時点までキャンプについて考えて得た、最低限キャンプをするにあたって本当に必要なものを今日はご紹介したい。

1 テント

まず何はともあれテント。
キャンプといえばテント。

自分は妻と一緒にキャンプをする予定だったので、以前の記事でも紹介したとおり、ちょっと大きめのものを購入した。

キャンプがマイブーム 〜 ワンタッチテントとわたし 〜

しかし大きめのテントは一人で建てることができないという欠点があったりする。

今のところ買う予定はないが、私もそのうち一人で建てられるテントがほしいなあなんてすでに思っている。

なのでまあ皆さんにおかれてはそのあたりを気にしつつ、好きなテントを選んでいいとは思うのだが…

どんなテントを買えば間違いがないのかという意味で

欲を言えば

● グランドシートがある
● フライシートがある

テントあたりを選べば、より幅広い気候下でキャンプに挑めると思う。

グランドシートについて

グランドシートというのは文字通り、テントを建てる前にテント建設予定地の地面に敷くシートのことだ。

地面から上がってくる湿気(水濡れ)などを防いでくれる。これはテントを長持ちさせることに対して有効。

また突然の雨降りに荷物がビチョビチョにされたりという心配が少なくなる。

フライシートについて

フライシートというのはテントの上に張る撥水性のある布のこと。

● 雨や夜露を防ぐ
● テントと屋外の間にもうひとつ空気の層をもうけることによって、テント室内の結露を防ぐ

という主に2つの効果が見込める。

とくに結露は寒くて湿度の高い時期ほど起きやすいだろう。

冷たい飲み物を入れたコップの外側には水滴がつく。
あれは空気中の水蒸気が冷たいコップによって冷やされ、水滴と化したものがコップに付着している。

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同じ原理で、冬季はテント内部に比べて外が寒いわけで、外気に近い空間のテント内部の水蒸気がテント幕の内側に水滴化する。

なのでテントと外気の間にもうひとつ、フライシートによる空気の断熱層を作ってあげると、それが緩和されて水滴がつきにくくなるらしい。

湿度や気温によると思うけど、タイミングによってはかなりエグい水滴が発生するらしく、荷物がびちゃびちゃになるという話を聞いたことがある。

土壇場でこれらの問題に対処する無駄な労力を思えば、多少の金をかけてでも最初から対策を講じておいた方がいいだろう。

2 寝具

寝袋(シュラフ)が必要かと思えば、べつにそうでもない。
冬季キャンプにおいては温かい寝袋が必要になってくると思うが、それ以外の季節であれば、ましてや九州では自宅の毛布を持ってくれば事足りると思う。

ただ、上述のグランドシートを敷いたとしても地面のゴツゴツを完全に消すには至らないので、エアマットなどがあればより快適な眠りにつけると思う。

寒い時期には断熱銀マットなどがあればより安心。

コットという小さめの組み立て式ベッドを使う手もあるが、これはインナーテントがない場合、つまりテントの足元が地面というテントの場合に使われることが多いのではないかな

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テントの足元が地面タイプ

ちなみに紹介したエアマットや銀マットは自分が探したなかで一番安かったものであり、アウトドア製品は原則としてより小さくより機能的になるほど高価になっていく。

3 灯り

定常光ひとつ、ヘッドライトが一人に一ひとつずつあるといい。

定常光はこれを買った

GENTOS(ジェントス) LED ランタン 【明るさ380ルーメン/実用点灯14-150時間/3色切替/防滴】 エクスプローラー SOL-036C 防災 あかり 停電時用 ANSI規格準拠

キャップを外して直下も照らすことができるし、色温度を変えることもできるので重宝している。

ヘッドライトはこれを買った

キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) キャンプ 登山 防災用 LEDヘッドライト 懐中電灯 NEWビビッドUK-3021

ヘッドライトは100均のものでもいいという強気の意見もあったが、灯りについては死活問題になりかねないのでいいものを一つは持っていたほうがいいと思う。

サブで持つなら100均もありだろう。

またいかにもキャンプな夜を楽しみたいならこういうのもいい

まあ、趣味の品だと思う。

4 バーナー

自宅にカセットコンロがあるならそれで十分だと思う、という結論に至った。
が、省スペース品としてこういうのはおすすめできる。

安心のIWATANI製

ちなみにこういうタイプ↓のガスカートリッジを見たこともある人がいると思う。

このタイプのカートリッジは低温環境下に強いらしい。

通常のカセットガス(↓こういうの)

だと、低温環境下では上手くガスが気化できず、火がつかないということが起こるようだ。

まあしかしここは九州、普通のカセットガスの方が断然コスパが良いので、一番上で紹介した、普通のカセットガス互換のバーナーを買うのがいいと思う。

心配ならこういうガスカートリッジと

これに対応するバーナーを持っておくといいんじゃないだろうか。

自分は心配性なのでそうしているが、↑で紹介しているキャプテンスタッグのバーナーは、なんか炎が上品過ぎて弱かった(スノーピークのバーナー7,590円と比較して)風が吹くと消える…

なので本当に普通のカセットガスのバーナーがおすすめ。

最悪、低温環境下でガスの出が悪くなっても貼るホッカイロなどを缶に貼ることでなんとかなったりもするらしい。

5 クッカー

家から鍋や包丁を持ってくれば十分、というといささか素っ気ないだろうか。

実際本気でそう思ってるのだけど、キャンプ玄人はスノーピーク(snow peak) アルミパーソナルクッカーセット SCS-020などを好むらしい。

これは実際にものがよいとのこと。
価格も手頃なので一つ持っておいても損はしないかもしれない。

折りたたみナイフはホムセンとかで安いのを買うといいと思う。

どんな素材の包丁も切れ味はメンテナンスをしなければ必ず落ちるし。

最初からそれっぽいのを買いたい人は

これとか買っておけば後悔はしないと思う。

ただこれも、水に濡れて木が膨張すると刃をしまいにくいというような問題が起こるようだし、いずれにしろ刃系はたまに手をかける他ないということはつけ添えておきたい。



という感じで、家にあるものを持ってくるスタイルであれば、せいぜいテント代くらいでできてしまうのがキャンプということをおわかりいただけたと思う。

あとは灯り関係やカセットガスを買って、季節のいい時期のキャンプなら、何もないところからはじめてもテント代 + 1万円もあれば事足りるんじゃないだろうか。

まあ高価なものを買えば基本的には間違いないものが買えるが、自分が本当にしたいことはなにか、自分にとって本当に必要なものはなにかということを考えて最適に思える道具や時間の過ごし方を選ぶということは人生を通じて大切な感覚であり、そういうアプローチで楽しむことができるのもアウトドアの魅力の一つだと思う。

ということで皆さんもぜひ、外で肉を焼いて食ったり、酒を飲んだり、楽器を弾いたりなどを気軽にお楽しみいただければと思います。

それではまた〜

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