エッセイ

だれかを感動させるという事について

「歌というのは誰かに届けようと思って歌わないと」という話を聞いた。

ひょっとしたら「音楽というのは、誰かに届けようと思って奏でないと」という話だったかもしれない。

酒の席でのはなしだったので、すこし曖昧です。

それを聞いたとき、僕のこころに「そうですよね。」というきもちと、「もっと自由でいいのではないかな」というきもちの両方が芽生えました。

それと同時に、そういわれたら、そうなのだけれども、そうでもないと思えば、そうでもないというのが音楽というものの面白さかな、と思ったのです。

その流れで、「感動」についての話になりました。

僕は「自分が感動できるものであれば、誰かはきっと勝手に感動してくれるものだと思う」といいました。

これはほんとうに、歳を重ねるごとに確信に変わってきた思いで、それがポロっとあふれてしまったのだと思います。

それぞれのこころの窓

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ぼくは結局のところ、人は自分の心の窓からしか世界をみる事ができないのだと思っています。

その心の窓というのは、人それぞれ、その人の心の窓ですから、みんな好きにカスタムしちゃってて。

一つの物事があったとして、それを1万人の人が見たとしたら、1万通りの見え方をしてしまうものだと思うのです。

その見え方があまりにも違う人同士がとなりあってしまうと、たぶんケンカになってしまうんですよね。

なので、できるだけ物事が同じように見える心の窓を持った人たち同士でいれるように、「感動」という感情が用意されているとおもうのです。

僕たちは、自分を精一杯表現するだけで良いのだと思います。

それにたいして共感してくれない人とは、一緒にいる運命ではなかったということだし、ひょっとして共感してくれる人が現れたなら、こんなにうれしいことはないと思います。

いずれにせよ、わかりやすさというのは親切なことだなあと思います。


僕の友人であり、コンピューター技術の師でもあるDyamaくん(homepage:dyama’s page | There’s more than one way to do it!)が、Rubyというプログラミング言語の世界大会「Ruby大賞」において大賞(世界一)を獲ったとの報せをさきほど受けました。

彼のことはずっと天才だと思っていました。

西の果ての小さな街ですが、やるやつはやるもんだなあと、感動しきりです。

彼の開発した技術「Siren」(siren | Official web site)は3Dの描画(レンダリング)を爆速にする技術で、目的の3DCGを部分ごとに分割して、ネットワークを介して別々のコンピューター上で各部分を構築、その結果を結合して使うというものです。

これは、世界をかえることの出来る可能性をもった技術だと思います。

・・・彼もきっと、誰かを感動させようとは思ってなくて、自分の感動できるものを作った結果の大賞だったのだと思います。

今度、本人に聞いてみますね。

冒頭の「誰かに届ける」の誰かとは自分も含まれているのかも知れませんね。

本日もG線上のきりんにおこしいただきありがとうございます。

それではまた♪

 

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