写真

今日見つけた、いい写真というものについての1つの答え

ついこの間普遍的な事は存在しないと、思い至った訳だけど、いい写真ってなんだろうってずっと考える。
そんな毎日を過ごしていたら今日1つの答えに遭遇した。

写真家の荒木経惟さんが言ってたんだけど、「昨日今日撮った写真でも、懐かしい気持ちが出る写真がいい写真だ」と。

ああ、なるほど。

荒木さん。- ほぼ日刊イトイ新聞より

ノスタルジー

そういえば僕の最近の写真のテーマはずっと、「ノスタルジー」だった。
ノスタルジーとは「望郷」「郷愁」という意味で、過ぎ去った時代を懐かしむ心のこと。

ノスタルジーと言っても、あえて古めかしい物を撮るとかという訳でもない気がする。
なんというか、キラキラした、確かにそこにあった存在感みたいな物を写した時に懐かしさという物が生まれる気がする。
それはまさに、昨日、今日撮った写真だとかは関係なく。

でも家族写真とか集合写真とか、間違いなく懐かしくなっていくもの。
これはまた別ジャンルな気がする。

あくまでさり気なさのなかに懐かしさのキラキラがある様な写真が、僕は好きだなあと思う。

エゴとエロ

もうひとつ、荒木さんが言っていた事が「エゴとエロ」

写真とは「エゴとエロ」であると。

さすが、本質を貫いた言葉だと思う。

写真を撮る人間なら誰しも、エゴを出さずにはいられない。

写真を撮るという、その行為自体がエゴだ。

そして撮影した写真をあまつさえ万人の目に向けて公開してしまうというね。

ものすごいエゴイズム。

自分のエゴをごまかしたり、正当化するつもりはないが、それは誰かがやらなきゃいけない事だとは感じる。

別に僕がやる必要も無いわけだが、僕のエゴがそれをさせるという結局、エゴの塊のような男です僕は。

エロに関してはもはや言うまでもなく、人間の、全生物の根源的な興味だと思う。

これに対して糸井さんが良い事言ってた「エゴとエロ」とは、生き物そのもの、「生きる、繁殖する」事であると。

いい写真撮りたい

とりあえず、自分の場合シャッターを切った回数が圧倒的に少なすぎるよね。と思う。
最近会社に通うのにホワイティ号(自転車)で通っているので、通勤中、首からカメラをぶら下げて走ろうと今思い立った。

この間、ヨサコイのコンテストに写真を出したのだけど、始めてワイド四つ切に印刷した自分の写真を見て少し感動したよ。
小さい写真じゃ得られない感動があった。

だから最近は写真を見てもらう時、出来るだけ大きな画面で見て欲しいなと思う自分がいる。
まだまだ、そんなに大した写真じゃないかも知れないのだけれど、できるならね。なるべく大きな写真をご提供したいと思う。

このブログじゃ、ちょっとアレなのでこちらのページで。
920's Portfolio

僕の写真を見てくれる皆が通信制限にかかりませんように。

それじゃあまた。

IMG_0151

 

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