エッセイ

相手のわかりやすい言葉で語るという事

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人に理解してもらいやすい言葉をえらんで話すというのは結構、たいせつな事だと思います。

たとえば、親はよく子供に「勉強をがんばりなさい」と言いますが、「がんばる」ってなんなんでしょう。

「勉強をがんばれ」と言われてどういう事なのか分からずに混乱する子供は多くいると思います。

こういう時、「がんばれ」という抽象的な言葉を使うべきではないと思うのです。

もっと具体的に

「宿題を○時までに終わらせよう」
「テストの点数を○点以上とろう」
「可能な限り早く問題をとこう」

など具体的な言い方をする事で、ずいぶんやる事が明確になって、物事にとりかかりやすくなると思います。

ほかにも、あやふやな言葉というのはたくさんあります。

「なにか新しい事をしよう」というのはどうでしょうか。

基本的に、世の中に完全に新しいものはありません。何かと何かを掛けあわせたものが「新しいもの」とされます。

なので「なにか新しいもの」というのは具体的には、「なにか既存のモノを二つ以上かけあわせたもの」と言い換える事ができます。

こういう言い方をする事によって「新しいもの」を考えるという事についての心理的ハードルは随分低くなるように感じます。

抽象的な問題を、噛み砕いて具体的にするというのはとても大切な事です。

例えばひとつの計画があったとして、その完成にいたるまでに必要な事柄を、できるだけ小さいステップに分け、具体的な言葉で示すというのはとても便利です。

一度小さく具体的なまとまりに分割してしまえば、一つ一つは些細な、分かりやすい事柄を順次すすめていけばいつの間にか計画は完成するという事になります。

本日もG線上のきりんにおこしいただきありがとうございます。

僕は仕事などの大事な場面で「わかりましたか?」と尋ねられたときは、相手が説明した事柄を自分が理解した形で相手に話して確認をします。

「わかりましたか?」と言うのは「ひとりでもそれを繰り返し再現する事が出来ますか?」と尋ねられていることだろうと思っているからです。

人に伝えるときはできるだけ具体的に、少しばかりの思いやりで、物事はすれちがいなく円滑に進んでいくものだと思うのです。

こういう考え方についてはこちらの本にとても詳しく書いてありました。とくに人に指示を出す立場の人は一読されてみてはいかがでしょうか。

人を動かす言葉の技術 自分の考えを100%伝えきる「アクション言語」を身につけろ!
黒川裕一
KADOKAWA/中経出版
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それではまた♪

 

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