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先日、生まれてはじめてディズニーランドに行ってきた。
前日の夜、TOKYOのナイトライフにはしゃぎすぎた私は軽い二日酔いでこの日をスタートした。
少々寝坊してしまった私達夫婦は、浦安駅からディズニーランドまでの直通バスに乗り遅れそうになり、バス停まで走ることを余儀なくされた。
ただでさえちょっと気分が悪いのに、そこに加えて歩道橋をまたぐ全力疾走、バス停にたどり着いた頃にはヘロヘロになっており、恐らくその時の私の写真を撮影していたならば、デスラーに似た顔色をしていたことと思う。
ちょっとでも気を抜けばすぐにゲロを吐きそうな緊張感と共に、バスは夢の国へと向かった。
舞浜駅へ到着
ディズニーランドに行くには浦安駅からが近いと思っていたのだったが、ディズニーリゾート最寄りの駅は舞浜駅だったというオチ。
生ぬるい車内から息も絶え絶えになりながら外に出ると、風が爽やかで気持ちがいい。
「これならなんとかなるかも知れない」と思った。
事前にネットでチケットを予約していたので、ディズニーランドにはすんなり入れた。
入ると早速ミッキーがいて、ミッキーと一緒に写真を撮りたい人々が長蛇の列をなしていた。
34歳のオッサンであるところの私、この時はまだ、「はいはいミッキーミッキー、かわゆうござんすね」と言った心持ちでその列を見つめていた。
妻と、今日のガイドをしてくれるディズニーマニアの妻の友人は、さっそく浮かれた帽子を安くない値段で購入していた。
覚醒:ミッキー可愛すぎたに
まずはミッキーと写真を撮ろうという事で、ミッキーの家のようなところに3人で入った。
中の調度品は大味ながらも(木製だろうか?)しっかり作ってあり、さすがは天下のディズニーランドじゃい!と、夢の国に似つかわしくない二日酔いのオッサンの心をやや盛り上げてくれた。
そしていよいよミッキーの間に通された私は驚愕した。
ミッキーが可愛すぎたのだ。
動きの一つ一つがもうかわいいかわいい。
さすがは天下のミッキーマウスじゃい!と二日酔いのオッサンの心は猛烈に感動したのだった。
妻と私とミッキーの3ショットの写真は今も大切な思い出である。
プーさんのアトラクションで無事死亡
「次はプーさんのアトラクションに行こう!」と張り切っている、今日のガイドを勤めてくれる子に付いていくと、途中にクリームチーズの入ったドーナツの様なものが売ってあった。
妻が「何か食べたら二日酔いが治るかもよ」と言って買ってくれた。
甘党であるところの普段の私であれば喜んで食べるのであったが、この時の私にはどうも匂いがきつかった。
しかし確かに、何かを胃袋に入れればこの気分の悪さもさめるだろうと祈るような気持ちでドーナツを食べたのであった。
もったりとした胃を抱え、いよいよプーさんの館へ。
ティーカップのようなぐるぐる回る乗り物にのって、プーさんの世界を体感するという仕掛けだったが、アセトアルデヒドに体調を馬鹿にされていた私はカップが回転しながらバックで進み始めたところで完全に死亡。
プーさんの館を出た私は、震える足で己を支え、力なく微笑みながら「私は救護室にゆくので、二人は私の事をきにせずに存分に楽しんでほしい」と妻たちに伝えてベッドを探す旅にでた。
安心・清潔なディズニーランド救護室
救護室について二日酔いで気分が悪い事を伝えるとベッドを貸してもらえた。
ディズニーランドの救護室に入るというのも、かなりレアな体験なのではないかと思う。
そこで1時間半くらい眠ると体調は8割がた回復していた。
となりの人がずっと小声で誰かと喋っている声が気になり、もうこれ以上眠れそうにはなかったので救護室を脱出。
外の風は心地よく、ようやく楽しい一日が始まる予感がしていた。
すべてのアトラクションがほぼすべて待ち時間なしで乗り放題
毎年1月から3月の間、ディズニーランドは閑散期に入るらしい。
加えてこの日、ディズニーランドの営業時間、通常は8:00-22:00のところが7:00-18:30だった。
営業時間が変わるのはいくつか理由があるらしいが、主な理由は夜間にディズニーランドを貸し切りにする企業などがあったりするためらしい。
いずれにしてもこの日は閑散期に加えてディズニーランドが早く閉園してしまう日だった。
そのためかめちゃくちゃ人が少ない。らしい。
私は普段のディズニーランドの事を知らないのでなんとも言えないが、とりあえず乗りたいと思ったアトラクションにはほぼ待ち時間なしですぐに乗れたのであったから、かなりの異常事態であった事は容易に想像がついた。
また、普段は抽選でしか見ることのできないショーも、抽選なしで見れたりした。
結果、めちゃくちゃおもしろかった。
ディズニーランドに行く前に、行ったことがある友人に話しをきくと「列にならんでばっかりで全然面白いと思えなかったっすー」という話しを聞いていて、あいつも列にならぶ必要がなかったなら存分にディズニーランドを楽しむ事ができただろうに、と思った。
プロディズニーランダーのガイド嬢も閑散期のショート営業の日に訪れたのははじめてだったらしく、人が少なすぎる!と興奮していた。
私達は乗り放題のアトラクションを目一杯楽しむ事ができた。
逆張り大成功
人が敬遠するところに勝機はひそむ。
という事で、閑散期の営業時間の短い日を狙ってディズニーランドはとてもおすすめです。
夜のパレードが見られないという心配もあるかも知れませんが、この時期東京の日の入りは16:50くらいで、18:30までの間に十分、日暮れあとのディズニーランドも楽しむ事ができます。
以前にUSJに行った時もずっと並ばされて辛い思いをしたので、USJにもこういう閑散期でなおかつ営業時間の短い、人々が敬遠しそうな日があればぜひ狙って、再チャレンジしたいなーと思いました。
んで調べてみると、1月末のUSJは閑散期で営業時間が10時〜18時と短いみたいですね。
この時期狙ってアトラクション乗り放題したい!できるのか?
結論、ディズニーランドすばらしい
ディズニーランド、USJ、ハウステンボスが日本の3大テーマパークと呼ばれているらしいですね。
それぞれ良さがあると思いますが、やっぱりさすがディズニーランドだなと。
正直な感想、他のテーマパークを圧倒していると思います。
ミッキーのフィルハーマジックを見た時は、オッサン純粋だった子供時代を思い出して少し泣いてしまった。
シンデレラ城の造形は美しくて、すごくリアル。
パレードの規模がめちゃくちゃでかい。
ロボットでかいし数多い
パイレーツ・オブ・カリビアンのアトラクションとか、馬鹿馬鹿しいほどに凄くて「よくこんなもん作ろうと思ったな」という変な笑いがでました。
まさに夢の国。ハーピネース!ハーピネース!イズヒアー(^q^)
とは言え一つのアトラクションを楽しむのに、二時間とか並ばされたりしたなら、今の私のディズニーランドに対しての評価もかなり変わっていると思いますので、またディズニーランドに来る時も閑散期を狙ってやってきたいと思いましたね!
ディズニーランドの思い出が尊すぎて写真をたくさん放出してしまった。スマホで撮った写真はブログとの親和性が高い…。
ちなみにこんな1年で一番人の少ない日ーみたいな日でも、ディズニー帰りの舞浜駅には佐世保では年末カウントダウンのハウステンボスでしか見られないレベルの人、人、人の山でした。
東京人口凄まじい・・・あ、千葉だった。
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救護室は、確かにレアで貴重な体験でしたね。二日酔いとはいえ、いつ体調崩すかわからないからこの施設は助かりましたね。ベッドでも休ませてもらえたのもよかったです。保健室の感覚ですよね。ちなみに救護室行った時問診票など書いたりしましたか?体温や血圧や脈拍など測りましたか?熱とかなかったですか?自分も一度ディズニー行って朝から風邪気味でその時は36.3℃で大丈夫だと思って言ったらディズニーで急にだるさと頭痛がして救護室利用したことあります。熱も37.4℃まで上がってて看護師さんにマジで心配されました。
もりもりさん、お返事遅くなってすみません。
救護室に行った時はわりと朦朧としていたので(笑)
何か書いたのか、詳しくは覚えていないのですが、色々と聞かれはしたと思います。
それで頭が痛いとか、二日酔でプーさんのアトラクションに乗って限界、とかっていうことは話したかと思います。
もりもりさんもあんな素晴らしい夢の国で発熱だなんて災難でしたね。
看護師さん達が優しくて安心したことを私も覚えています。
次に行く時は前日の酒を抜いてゆかねば。です。
返事を書いていただきありがとうございます。やはり2日酔いの状態で乗り物になったりするのは身体によくないですね。楽しむ為にも前日はお酒は控えめがいいですね(笑)救護室は学校の保健室みたいな感じですね。2日酔いとはいえ頭痛と吐き気がしたら立派な病気ですから。ベッドで横になって体調回復できてよかったですね。熱とかもでたわけもなかったし(笑)自分は、看護師さんが氷枕ひいてくれて冷たくて気持ちよくて2時間熟睡してしまいました。
コメントありがとうございます!私もだいたい2時間くらい寝てたかと思うんですが、気分よくなってよかったとはいえ、やはりディズニーランドで2時間を無駄にしてしまったのは痛いですネ・・・。
お酒怖いですネー・・・