こころ

不安に対抗する術。悲しくはないけど、ただ少し寂しいだけ

久しぶりに気分が落ち込んだのでブログでも書いてみようと思い立つ。

老若男女全ての人々が背負うものを僕も背負っているだけの話、ただそれだけなのだが、たまに思い出すとズシリと重い。
みなさん元気に過ごしているだろうか。

原因はバイオリズム的な何かか、今朝起きた時に聞いた雨風の音のせいか。

月曜日の朝から天気が悪いとなると、自分ではタフだと思っている僕の気分も滅入るというものだろうか。

ただ雨風の強い日の事を「天気が悪い」と表現した事については、異論もあると思われる。

例えば休日の朝に目覚めた時に聞こえる雨の音や、朝日の差し込まない部屋のほの暗さについては、何か感じ入るものがある。

最近は身辺がとてもせわしい。
これまで生きてきた中でも最高に忙しい日々を過ごしているように思う。

これはなんとなくだが、今自分の無意識は自分に対して強い負荷をかけてみたいのだろうと推測する。
表層意識の自分としては、まことに御免こうむりたい事態なのだが、この忙しさが自分をこれまでにないどこかにつれていってくれることを、少しだけ期待しているような気もしている。

その期待感と引き換えに、自分で設定した目標に到達する事が果たして出来るのか、最近は少しだけ不安な毎日を送っている。

このまえ、悩みについての本を読んだ。
その本によると悩みに対抗するには以下のようにすると良いらしい。

1.最悪のケースを想定する
2.必要ならば、そうなってしまう事を受け容れる
3.全て受け容れた上で、少しでも最悪を好転させる手を打つ

結局、行動を繰り返すことでしか、内面から湧き上がる不安を軽減させる手はないのだろう。


ちょっと前から、身近な人たちの間で大病にかかった親族の話が相次いでいた。

僕自身も中年と呼ばれる年齢域にさしかかる中、こういった事が起こる事もありうるのだろうなあと、今はどこまでも他人事としてしか捉える事ができないでいる。

ただ、もしも今、自分の愛する人が居なくなってしまったとして、自分はさほど悲しくは思わないのではないかという気がしている。
ただ、どうしようもない寂しさを感じるだけだろう。

そして、そんな寂しさを感じる間がないほどに、日常を作業で埋め尽くしてしまうのだろうと思う。

歳を取る事は、一抹の寂しさをともなうものであると思う。

僕は過去は過去として振り払っていく様つとめる人間だけれども、お別れをした日々の思い出たちの残り香のようなものが時として感じられる事は、やはり避けられないからだろうと思う。

年々増し続けるこういった気持ちがひょっとすると今僕を忙殺に駆り立てているのかも知れないな、などと今書きながら思った次第だった。

本日もG線上のきりんにおこしいただきありがとうございます。

必要な事は、やるべき事を一つずつ確実にこなす事。
たゆまずに一歩ずつ進み続ける勇気だろうと思う。

 

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