エッセイ

株やFXの短期トレードで長期的に勝ち続ける事が出来ない理由

都会の方では株価や為替の乱高下に合わせて電車が止まったりするようですね。
これはつまり、保持していた金融商品の価値が暴落し、その事に絶望して電車に飛び込んで人生を終わらせる人がいるという事のようです。

そういう人は、自分の持っている現金を担保にお金を借り入れて勝負をしている人だと思います。

簡単にいうと、証券会社に10万円の見せ金があれば、100万円を借りて運用する事が出来る仕組みがあるんですね。
勝負に勝てればいいですが、負けた時は目も当てられないという訳です。

一時期話題になったデイトレーダーなんかは、この仕組みを使って短期で金融商品を売り買いしてお金を稼ぐ人です。

そして僕は、もうそんな危ない事やめた方がいいよ、と言いたいです。

ディープラーニングって知ってますか

AI(人口知能)研究の中で今注目を浴びている分野なのですが、簡単に言えば、コンピューターに何度も問題を試行させる事で、自分で最適な答えを導く事の出来るシステムの事です。

ディープラーニングを使って、ブロック崩しを学習させてみた結果がこの動画です。

時間が経つほどに上達していき、最後の方のプレイはもはや人間技ではないレベルです。

この域に至るまでわずか240分です。

コンピューターにゲームをやらせるだけで勝手に上手くなるってなんに応用出来るでしょう。

勘の良い方はここまでの説明でお分かりでしょうが、株やFXの電子市場取引において強力無比の能力を発揮します。

例えばですが、画面上に2つの数字が表示されて、どちらの数が大きいか、2つどちらかのボタンを押して答えるという実験をしたとします。

人間の反射速度は大体100ms(0.1秒)が限界と言われていますが、視覚から得た2つの数字を脳で比較し、正しい答えを導き出すのに0.5秒くらいでしょうか。
もちろん僕には出来る気がしない芸当ですが。
なにしろ数字が出た瞬間、運頼みでボタンを押しても0.1秒以上かかるという事です。

これをコンピューターにやらせた場合、僕の使っている一般的なコンピューターのCPUで3.6Ghzの周波数。
つまり36億分の1秒程度で判断を下します。なんステップかの処理をするとしても、10億分の1秒程度でほぼ絶対的に正しい答えを導くという事です。

人間が太刀打ちできる差でないことは明白だと思います。

そして10億分の1秒の瞬発力のバックボーンに、これまでの膨大な株式市場の値動きのパターンを搭載したシステムが実際に現在、電子取引市場で活躍しているようで。

フラッシュ・ボーイズ 10億分の1秒の男たち
マイケル ルイス
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これを知ってしまった以上、僕は短期の金融取引を自分の脳と手を使ってやる気は起こらないなあと思った話です。
これからもっと増えるでしょうし。

そうなったらどうなるんだろう。

コンピューターが電子市場上でお金を引っ張り合うわけで、むしろ均衡を保ってしまってコンピューターがいる事を意識してもしょうがないって事になるかもしれませんね。
もしその時が訪れたら一切値動きがなくなったり?
タイトルの信頼性が危うくなってきました。

最近みたこれ系のネタで驚いたのがもうひとつ、こちらの動画です。

リアルタイムで画面上に何が写っているかを判別するシステムです。
これが本物なのかどうかはわかりませんが、人間も目に映る物を判別するときに「70%の確率でメガネであると思う」みたいに考えているのかなと思うと感慨深いですね。

将来ロボットに搭載される視界の中の物事を判断するプロセスはきっとこんな感じになるんでしょう。

や〜未来が楽しみです。

それではまた。

 

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