エッセイ

「若いね」って言われても微妙なきもちになってきたこと

あまり自覚はないのですが、僕は一般的な33歳よりも、雰囲気が若いらしいです。

初めて会った人には、わりと「若く見えますね」と言われます。

30歳くらいまでは「ああ、おれはまだ若いのだ」とその言葉に安心したりしていた節もありました。

しかし最近になっても言われるこの「若い」という言葉。

おそらく、そう言ってくださる人たちに他意はなく、単純に「若々しいですね」という社交辞令ていどのことなんでしょう。

でも、最近はそれを受け止めるときに複雑な心境になります。

若いって言われて、嬉しくなくなりつつあるんですよね。

というのも、そろそろ自分も中年にさしかかる中で、自分自身の「若さ」について特に価値を見いだせなくなってきはじめました。

若さというと、考えなしに突っ込んで行って、傷つきながらもそこから何かを持ち帰ってくるようなエネルギーだと思います。

でも僕はもう、そういうことあんまりしたくないし、そういうのが向いているとも思えないんです。

もう若くない自分は、勝つべくして勝つし、成功させるべくして成功させないといけない。

やってみました、ダメでした。経験になりました。

単にそれだけじゃ、もう済まされない。

みじめな思いをしたくないという以上に、余計な時間を使いたくないという気持ちです。

人生を積み上げていく段階に入ったのだなと感じています。

すこし寂しい気持ちもありますが、現実的なおはなしです。

もてる手札の中から、可能性を比較してきっていく。

そういう遊びかたができるようになってきたのが楽しいなあと思う最近です。

歳をとるといろんなものが俯瞰的に見えるようになってきます。

ぼくくらいの年頃は、ちょっとずつ見えはじめてきて、でも見えきっていないという一番おもしろいところなんじゃないでしょうか。

見えすぎちゃっても、面白みにかけますからね。

本日もG線上のきりんにおこしいただきありがとうございます。

young-man-standing-on-fence-with-bush-and-mountains-in-background

まあ若さと引き換えにして視界を手に入れているだけで、当然ながらどちらが良いというものではなく、単にタイミングのはなしです。

そして別に歳とって見られたいってワケでもない、出来れば若々しくありたい、複雑なおっさんのこころ。

 

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