エッセイ

きれいすぎる水に魚は住めないの

ある、殺虫剤の会社の社長さんが言ったそうです。

「売らなくても売れるものだったら、君たち営業を雇う意味はないのだから、しっかり売ってきてくれよ!」と。

世の中にはいろんな殺虫剤があるので、大抵の場合、買う人たちは別に、その会社の殺虫剤を買う必要はないわけです。

そんな中でその殺虫剤を売ろうとすれば、売り込む方法を考えなければいけません。

でも、価格、性能、安全性、全てにおいて抜群に優れた製品というものはそうそうなく、大体はそれらのトレードオフによって作られる製品になります。

そんな時、わざわざ「この製品は他社の殺虫剤に比べて性能は劣るけど、価格が安いです。」と言う必要はないんですよね。

営業の人が、この殺虫剤を売り込むときは「価格が安いです。」とだけ言うと思います。

嘘をついてるわけではないので、まったく問題のない営業方法です。

でも、人によっては、「(他社の製品に比べて性能が劣るので、)価格が安い(のは当然)です。」と、違和感をおぼえながら売る人もいるかも知れません。

その時に感じる、小さなモヤモヤ。

色々な見方があると思いますが、そのモヤモヤの扱いが、商売に限らず、人生全般において大切な気がします。

そのモヤモヤの昇華のさせ方といえばいいのでしょうか。

そこの所に、その人の核心があらわれるというか・・・。

本日もG線上のきりんにおこしいただきありがとうございます。

このモヤモヤのこと、全く感じないのが一番なのですが、ともすればそれは傲慢となってしまうのでしょうか。

「水清ければ魚棲まず」

人は、誰かのブレている様子や、汚れている部分を見て楽しむ事をしているのかも知れませんね。

 

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