エッセイ

顎を触りながら唇を触る癖のある人は◯◯がしたいらしい。

先日本屋に行くと、売れてる本の棚の中に一つ面白そうな本を見つけた。

人の行動心理を書いた本だった。

ちょっと開いて見たところに面白い事が書いてあった。

顎を触るくせについてだ。

僕は結構、考える時に顎を触る癖がある。

その癖を指摘されてからというもの、気になるようになってしまった。

その本によれば、顎をさわりながら、自分の唇を触るようであれば、それは子供の頃に母親のおっぱいを吸っている感覚を思い出そうとしているという事だった。

人は不安な時に自分の唇を触る事で、かつて吸っていた母親のおっぱいを思い出して落ち着くらしいのだ。

なるほど、大人は不安になったからと言って直接唇に触れる事はせず、顎に触れるというカモフラージュの裏で唇を触るのだ。

「ふっ・・・なにをバカなことを。僕は顎は触るが、唇は触らないよ。」と思いつつも、続きが気になったので買う事にした。

それから家に帰ってパソコンの前でちょっと考え事をしているとき、いつもどおり無意識に顎に手を置いて考えていた。その時、人差し指が下唇に触れたのだった。

(あっー!)

この自然な感じ、どうやら僕は日常的に人差し指の甲の部分で下唇に触れていたらしかった。

まだまだ青い32歳です。

それからというもの、顎に手を置くとき、唇には触れないように注意している。

こすずるく立ちまわっても意味はない。

その本には、「○○をすれば、☓☓より有利に立てる」「○○をすれば、☓☓からお得が引き出せる」などなど、対人関係での駆け引きの方法が書いてあったのだが、僕はそういう情報に全く価値を感じない。

はっきり言って人間同士で、己の利だけを享受しようなんていう小手先の技なんてまったく無意味だ。

そんな策をつかって一時的な利益を得たところで、ほどなく結局は全て失ってしまう事になるだろう。

他人に行う事というのはそのまま、自分に対してやっている事だと思った方がいい。

多分、この考え方は真理だ。

僕は、人間の心理の深層部分では、自分と相手の区別などないものだと考えている。

ただ、企業対企業、国家対国家というスケールになってくるとこういう策を使う必要もあるのかな、なんて事を思った。

しかし、どんな状況においても相手からぶん取るのを目的とするのがいいはずがないと思う。

人にやさしく、自分にきびしくは不可能だ。

よく「己には厳しく、他人には優しい人間が素晴らしい」などというのを目にするが、これは不可能だ。

己に厳しい人は、例外なく、他人にも厳しい。

人間はそもそもそんなに器用だとは思えないし、上に書いたように己と他人は同じだからだ。

人に優しい人は、その人自身にも優しい人だ。

ただし「優しい」というのと「甘やかす」というのは結構違う。

その逆に、己に厳しいというのは何か?という話になってくるのだけれども、これは多分、本当にやりたい事でない事をやり続けている状態なのではないかな?と最近は思っている。

本日もG線上のきりんにおこしいただきありがとうございます。

僕は人に優しく、つよい人間でありたいなあと日々思っています。

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それではまた♪

 

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