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エッセイ

戦っていますか?敵についての話。

先日、部活についての記事を書いたら、おもしろいご意見をいただきました。

土日の部活がなくなるかも?子どもたちはもっと広く可能性を探す事が出来る気がする。

原文の一部を抜粋してご紹介させていただきます。

スポーツは楽しむものなので
やりたいだけ掛け持ちしたり
気の済むまで自己練したり
コーチは「ヘルプかサポート」に徹してくれた方が
純粋に没頭できるし
間違いなく楽しいはず

体育の授業以外で
スポーツをしたい人は
一般のスポーツチームに入部してお金を払ってやれば良い
その方が1分でも無駄にせず真剣に取り組むのでスキルも格段に上がる

スポーツは楽しむもの

僕も全く、この意見に同感です。

スポーツは楽しむべきもので、やりたいだけ掛け持ちが出来るようになる事が望ましい。

その中で、自分の不得意で嫌いな事と、得意で好きな事が見つかればいい。

外国の教育者の人が

「運動会で順位をつける必要はない。運動会の本来の目的は、子供達が運動を好きになって、将来、社会に出た時に健康を維持する為に、運動をするようになることだ。」

と言っていた。

運動会は、勉強が得意でないけれども運動のできる子にとっての救いになる側面もあるだろう。

でも、じゃあ勉強も運動もできない子はどうなる?という事を考えてしまうので、僕はおおむね上の意見に賛成したい。

多分、勉強も運動も、本人が望まないかぎりは優劣をつけるべきじゃないと思う。

そもそも、なぜ優劣をつける必要があるのか。

勉強の方は、これまで、主だった教育の場所(高校や大学)で採用される学生の数が、建物の大きさと設備によって限られていたからだ。

しかしこれは今後、テクノロジーによって更に安く、場所に依らずに広く与えられるようになるだろうと思う。

運動の競争に関しては、そこに身を投じたい人だけが娯楽として続けると良いと思う。

苦しんで得た物は維持できない

世の中には「苦しんで得たものにこそ価値がある」という様な考え方も、やはりあるのだろうかと思う。

辛さを超えた所に喜びがある。

苦労して得たものの方が価値がある。

といった類の事。

このブログの中で何度か言っているのだけれども、僕は、これらの話は嘘だと思う。

たぶん、苦労して得る事が出来るものなんて一つもないんじゃないだろうか。

まかり間違って得ることが出来たとしても、すぐに指の間から抜け落ちていくようなものじゃないだろうか。

身になるものというのは、それを得るための過程がすでに、ワクワクして楽しいものだろうと僕は思っている。

敵は自分自身という事について

世間では、ちょっと格好いい的な言葉にされていると思うのだが、「敵は自分自身です」という言葉にも僕は違和感を覚えるようになってきた。

人間の体はおよそ60兆個の細胞で出来ていると言われているが、これらすべてが生命を維持するという唯一の目的の為に日々、その役目を果たしてくれている。

そんな、完全に自分の味方でしかない細胞60兆に向かってけんかを売るのは果たしてどうなのだろうか。

まあ「敵は自分自身」というのが「敵は自分のナマケ心です」と同じ意味である事は、実はわかっている。

それにしても、ナマケ心でさえも、敵とみなすことについて僕はちょっといただけない。

人類が生まれて600万年、多分それ以上前からナマケ心は存在していたはずで、いまだにそれが無くならないという事実は受け止めなくてはならない。

実際に、いまこの文章を読んでくださっている人の手元の、その読むための装置は、ある意味、人類のナマケ心の集大成である事は忘れるべきではないと思う。

敵・味方に分けて考える時代の終わり

最近僕が思うに、敵・味方というものの分け方、考え方にそろそろ限界が来ているのではないかと思う。

多分、敵なんてどこにもいないのではないだろうか。

日本が、あるいは世界の文明が近代、ここに至るまで長く戦争の歴史が続いてしまったので、僕らには敵が存在していて、それが必要だという思い込みを起こしてしまったのじゃないだろうか。

世界には真っ白のものも、真っ黒のものも存在しない。

視界いっぱいの真っ白を見た時、次の瞬間には失明をしてしまう。

視界いっぱいの真っ黒を見た時、眼球の神経が発する光を見るだろう。

真っ白も真っ黒も見ることができないなら、それは存在しない事と同じだと思う。

なのに人は心の目で、真っ白と真っ黒を見てしまうんだろう。

そしてまた戦ってしまうのだろう。

本日もG線上のきりんにおこしいただきありがとうございます。

僕は、戦う暇があるくらいなら、愛したいものだと思います。

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それではまた♪

 

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