エッセイ

人の幸せを自分の事のように喜べるという事。

dandelion-plant-close-summer-macro-blossom-bloom

僕はここ数ヶ月、自分自身を長く見つめていて、その奥の奥の深いところでは、自分と他人はおろか、生物と無生物の境界すら存在せず、全ては一つであるのだろうとの感じを得ました。

あなたは私であり、私はあなたである。全ては自分自身だ。

これは、そこに至る思考の過程を知らない人にとっては、多分にスピリチュアルなお話に感じられる事だと思いますが、僕の中では実に論理的な結論です。

有名なシンガーソングライターも歌っている通り、「ワン・ラブ、ワン・ハート」の意味がようやく、実感として理解できた気がしています。

僕自身が本当に気持ちが良いとき、「僕」の範囲はたぶん、僕の住む街くらいはまるっと包むくらいに大きくなるのですが、僕よりも「自分」がもっと大きな人はおそらく、日本や地球をまるっと包み、宇宙もまるっと包んでしまうのだろうなという気がしています。

そんな「僕」の範囲は、その日の体調や気分によっても大きく変化します。

重要なのは、「自分の気持ちが良い事」であるという事を最近は強く感じています。

これは「他人の気持ちはどうでも良い」という事では決してなくて、むしろ他人を愛し、いたわる為にも、まず自分の気持ちや機嫌がいいという前提が絶対条件なのだという事です。

人は気持ちが良い時、無条件に誰にでも優しくしてあげたい気持ちになれます。人を許すことができます。

自分が幸せだと感じるとき、はじめて、人に対してその幸せを分け与えてあげたい気持ちになる事ができます。

逆に、自分がみじめだと感じるとき、自分が不幸だと感じてしまうとき、人は他人に対して優しくある事ができません。それどころか、誰かの不幸でさえも望んでしまう事があります。

その時、自分の世界がギュっと小さくなってしまうのを感じます。

自分が自分をみじめに思うとき、不幸を感じるとき、自分の世界は自分の、この小さな体の中に収まってしまうほど小さく縮小してしまいます。

世界からの断絶と分離の末、誰も味方がいないような気持ちになってしまい、結果、事実そうなってしまいます。

僕自身、長くそういう人間だった気がします。

誰かが上手く行った事を心から祝福できるような人間ではなかった気がします。

長く、僕の世界の僕は、僕だけで、他人はみんな僕ではなかったからです。

どうか笑わないでもらいたいのですが、僕はそういう人間でした。

他人の幸せは祝福しなければいけない」という事はずっとむかしから話では聞いていて、知っていました。

でも何故そうしなければいけないのかという事が分からなかったので、ずっと本当の意味で、そうある事ができませんでした。

でも今はよくわかります。

人の幸せを心から祝福する理由が、今、僕の中にはあります。

まるで陽炎のように、不確かで、気を抜けばすぐに手放してしまいそうな想いですが、確かにそのしっぽをつかむ事ができました。

僕はその事が、最近、たまらなく嬉しい。

本日もG線上のきりんにおこしいただきありがとうございます。

僕は今、世界中の人々の幸せを自分の事の様に喜べたとき、毎日はどれほど幸せなものになるだろうかという事を想像しています。

light-person-woman-fire-1

それではまた♪

 

この記事がおもしろかったら
ポチリと押してみるボタン

更新情報をお届けします

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

関連記事

  1. エッセイ

    僕が戦争映画を見る理由。「FURY」を見た感想

    先日、ブラッド・ピット主演の、第二次世界大戦を題材にした「FURY」と…

  2. エッセイ

    肝心な事は演奏する姿ではなく音だと思う。ギターのチューニングと掃除はよく似ている。

    お正月間際なので今日は掃除関連について話してみたいと思います。僕の…

  3. エッセイ

    プログラミング技術が必修になる。2020年からの小中学教育

    先日、会社に18歳のハーフの子が短期のバイトとして入ってきました。…

  4. エッセイ

    カメラは本当に、人間の目よりも美しく景色を撮影できるのか。

    写真を人に見せると、よく「目で見るよりも綺麗に見えるね。」とおっしゃる…

  5. エッセイ

    だれかを感動させるという事について

    「歌というのは誰かに届けようと思って歌わないと」という話を聞いた。…

  6. お店紹介

    富安秀行さんのライブを見て、音楽観が変わった夜

    人生には時に、わずかのきっかけでその後の人生が変わってしまうような出来…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

フェイスブックページ

最近の記事

  1. のぐちさん
  2. レビュー

    七面鳥アホすぎ!w→人も大して変わりません。無意識下の刷り込みについて
  3. レビュー

    ドリッパー付きのコーヒーが便利すぎるので、粉との価格を比較してみた
  4. エッセイ

    虫とか出来れば殺したくないし、他者の命を閉じる時は覚悟をもって成すべきだと思う
  5. コンサート会場など、暗所での撮影で良い写真をとるための3つのこと
PAGE TOP