エッセイ

神さまを想うという事。星野源「SUN」を聞いて感じたこと。

最近、星野源という人が歌っている「SUN」という曲が気に入っています。

とてもピースな曲だと思うんですよね。

この曲、はじめは好きな人に対して歌った曲なのかなと思っていたんですが、調べてみると彼はマイケル・ジャクソンの大ファンで、この曲は彼にとっての太陽であるマイケルに歌ったものだという事です。

あらためて歌詞を聞いてみると、なるほどマイケルの事だなと、感動のレベルがアップしました。

同時に、聴きはじめのころ、好きな人に対して歌った曲なのかな?って勘違いしていた自分がとてもおかしくて。

世界的に有名な、自分の好きな人に対して語りかける

だれかを好きになるきもち、ほんとうのところでは性別はさほど関係しないのだと思います。

死んで伝説になったマイケル・ジャクソンという存在に語りかけるとき、じぶんという小さな枠を超えて、自然とスケールの大きいものが創られるのかなと。

そしてこの考えを突き詰めていくと、最終的には「神さま」という存在にたどりついてしまいます。

世の中に宗教画や賛美歌が多い理由を、あらためて納得した気分です。

神さまを考えて作ったものには神性がやどり、自分の能力や考えを超えたところにアクセスが出来るのかもしれないなあと感じたのでした。

神を想って生きるということ

先日こういう言葉をみました。

「どうしていいかわからなくなった時は、空から見下ろす神さまの気持ちになって考えてみましょう。」

このアドバイスは、それによって正解に近い行いをすることができるという事でしょう。

しかし、人々の中にある神さまの在りようはそれぞれ異なっていて、なんとも難しいアドバイスにも思えます。

何が正しいのか、正しくないのか、数字には正解が存在しますが、ぼくらの在り方には答えがありません。

誰がいい人で悪い人なのか、どういう行いが良くて悪いのか、その確固たる答えもありません。

全ては自分で考えて、自分のちからで導き出さなければいけないものです。

何が好きで何がきらいなのか、それを知るために僕達は生きていると言ってもいいのではないかと思います。

僕は最近ようやく、いい行いとわるい行いについてある程度の基準が出来てきた気がします。

でも、いい人かわるい人かというのは、とてもとてもむずかしい問題だなと、思います。

「罪を憎んで、人を憎まず」でありたいと思うのですが、本当に罪を断ずるとき、それを行った人もまた断ずるしかない気がするのです。

そう思うと同時に、断ずるのは人の役目ではないような気もします。

書いているうちに思い出したのが、先日テレビで見たはなしで、徳川家康は当初、豊臣家を滅ぼすかどうかものすごく悩んだらしいです。

結果として大阪夏の陣で豊臣家を滅ぼしてしまうのですが、これはかつて平治の乱の時、平清盛が源頼朝を殺さず、情けをかけて島流しにしたことが原因となって平家が没してしまった事を、歴史書によって学んだからでした。

徳川家康の望む万民の天下泰平のためには、二度と乱世に戻すわけには行かなかった。そのために豊臣家を滅ぼす必要があったという事でしょう。

僕らの周りには幸い、人間の最高の発明である文字で書かれた本がたくさんあります。

おそらく、大抵の事は本の中にすでに書かれているのだと思います。

できるかぎり、人生の判断材料を集めるために、僕達は本を読んでいるのかもしれません。

僕が星野源さんの「SUN」の中で一番好きな部分は

「僕達はいつか終わるから、踊る、今、今」

というところです。

本日もG線上のきりんにおこしいただきありがとうございます。

それではまた♪

 

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