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エッセイ

僕が読み終わった本を無償で誰かに送ってあげる企画を通して感じた事

一時期電子音楽にハマっていたが、最近はまた人の手による演奏のゆらぎに身を揺らしている。
このデジタルとアナログの周期は僕の人生の中でもかわるがわる訪れており、今後どこに行ってしまうのか楽しみな気持ち。

ちょっと前から僕が読み終わった本を、配送料は僕が負担して、欲しい人だれかに送るという事をやっている。

僕が読んで良かったと思う本を無料で差し上げますプロジェクト

それで先日ついに、僕の持っている本の中の一冊「7つの習慣」を熊本に在住の方に送らせてもらう事に成功した。
(その前にJavascriptの本が欲しいという連絡を受けた方は住所がなかったのでメールを返信したがその後連絡がない)

本の受け取りを希望してくれた上川さん(仮名)はとても感じの良い人で、文面からすぐに好感を感じる事ができた。

この人に本を送る事が出来るというのはとてもラッキーな事だな、と思った。

そして郵便局に本と想いを託し、昨日、メールボックスを開いてみると上川さんからメッセージが届いていた。

本日、本を受け取りました!

早速読み始めています。
この度は素晴らしい、価値のある本をありがとうございました!

僕も自分が要らなくなったものを、それを必要としてくれる人にあげていきたいと思います。
そうやってシェアが広まっていけばいいですね。

ほんと素晴らしい企画ですね!

僕は、単に自己満足でいいと思ってこの企画をはじめた。

でも確かに、なんというか世の中に小さくても1つの「流れ」のようなものを作りたいと思ったのも事実だ。

その流れというのは、なんと言うか言葉にしにくいものだが、善行とか、思いやりとか、そういう類のものだと思う。

そして最初にこの企画を受け止めてくれた人が、この流れを次に繋げていきたいと言ってくれた。

これは奇跡だと思うし、上川さんに本当にありがとうと言いたい気持ちになった。

心は相互にやりとりするよりも、次の人に回していく事でより大きな広がりを見せるのだと思う。

例えば誰かに何かをしてもらったとする。

その事に対してその人に感謝して、何かをお返ししようとするのは良いことだとおもう。

でも世の中、自分が返しきれない程の恵みを与えてくれる人はたくさん存在する。

そういう人たちに対して、全てお返しする事は現実的に不可能だとおもう。

逆に、自分がお返しできる範囲の事をしていただく事があったとしても、それを同じくらいの量お返しするというのはなんとも味気がない気がする。

受け取ったものを「ありがとう」と受け取ってしまえるのも人間の器だと思う。

もし、ここで全力で相手に対してお返ししてしまえば、ここで良い流れというのはせき止められてしまう。

このとき自分の隣の誰かに、二人の間で起こった「良い気持ち」をわずかでも流すことができれば、初めはただ点と点をつなぐ、ただの一本だった流れが人を介して世界全体に染み渡っていく。

そういう事がそこかしこで起きれば、流れは波になり、人々を潤し続け、世界は劇的に良くなっていくと思う。

ホワイティ号は今日も元気です。

この企画を思いついたのは友人のザワくんから格安で素晴らしい自転車を譲ってもらった事がきっかけだった。

僕はこの自転車に乗って晴れの日は毎日通勤しているし、自転車に乗りながら撮影する事によって生まれる「軽さ」のある写真をお送りしたいと思っている。

譲ってもらった自転車。 今名前も決めました「ホワイティー」です。

ホワイティー号

ザワくんから起こったこの流れが、いつか遠く遠く巡り、ザワくん自身を何度も何度も潤す事になる事を期待してこれからも本を配り続けようと思った。

本日もG線上のきりんに来てくださってありがとうございます。

 

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